活動報告(2024年)
※画像をクリックすると詳細をご覧いただけます。
「第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会」がスイーツセミナーを共催
2024年、8月31日(土)~9月1日(日)に名古屋国際会議場で開催された「第42回日本美容皮膚科学会総会・学術大会」で、アデランスがスポンサーシップをとるスイーツセミナーを共催しました。第42回を迎える今回の学術大会は、「美の本質を求める」をテーマに開催され、アデランスが本学会に共催するのは連続8回目となります。
美容皮膚科は皮膚科領域の中でも特に注目を集めている領域の1つです。日本美容皮膚科学会は「美容皮膚科学に関する研究及び、その研究成果の普及、ならびに会員相互の支援、交流、連絡等を主たる目的とする。」という活動目的のもと、年1回の学術大会の実施や、機関誌「Aesthetic Dermatology」を年間 4 号発刊し、3,200人を超える学会員同士はもちろんのこと、関係諸機関の方々とも密接な連携を取ることで、患者様のQOLの向上につながるという視点で活動を続けています。
会期中の8月31日(土)には、アデランス共催のセミナーが「ロジックで考え直す男性型脱毛症の治療:標準治療と赤色LEDを含めて」をタイトルに実施され、男性型脱毛症における標準的な治療の考え方に加えて赤色LEDの有用性が報告されました。大阪大学皮膚科学講座 招聘教授で心斎橋いぬい皮フ科 院長の乾 重樹先生が講演し、浜松医科大学医学部 皮膚科学講座 准教授・病院教授の伊藤 泰介先生が座長を務めました。
ボズレー創立50周年を記念して、
アメリカの24の拠点で地域への恩返し活動を実施
米国でヘア・トランスプラント(毛髪移植)事業を行うボズレー社は、50周年を迎えることができました。50周年を記念して、ビバリーヒルズの旗艦店を皮切りに、米国内の24か所で地域コミュニティに恩返し活動を行っております。
これからも、ボズレーチームは社員一丸となり、地域社会への貢献を続けていきたいと思っております。
ミセスユニバースジャパン2024
2024年7月23日(火)にザ・リッツ・カールトン東京(東京都港区)で開催された「ミセスユニバースジャパン2024」(主催:ベリッシマジャパン株式会社)において、ウィッグを使用して新たな魅力の引き出し方を競う「フォンテーヌ ビューウィッグ賞 by アデランス」のグランプリ審査を実施しました。
ウィッグを楽しむ姿勢などの視点から厳正な審査の結果、トータルでウィッグを魅せることに優れていたエステティシャンの中村 希美さんがグランプリに決定しました。また、軽やかなウィッグの特性を活かしたヘアスタイルで、ファッションを楽しむアイテムとして自然体でウィッグを取り入れられていたことも高い評価を得ました。
ウィッグをつけた時の感動は忘れられないです。今回ウィッグを初めて使用しましたが、私は元々ショートヘアが似合わないと、ずっと思って生きてきたので、ショートヘアにしたことがありませんでした。しかし、今回ウィッグをつけさせていただいて、自分にショートヘアが似合うんだ、という大発見と、本当に手軽にアクセサリーを付け替えるかのようにおしゃれを楽しめるウィッグを今まで知らなかったことが本当にもったいなかったなと思うぐらいウィッグの可能性を感じて、心から感動しました。 |
一般社団法人経営倫理実践センター寄附講座・東京交通短期大学で講義を実施
2024年7月19日(金)、東京交通短期大学「ビジネス倫理」の科目において、当社グループCSR広報室長の新田 香子が「事業と一体化した価値共創型CSR・SDGs」をタイトルに講義を行いました。当社のCSR活動の考え方や象徴的な活動をご紹介した他、髪の毛をテーマにグループディスカッションも行いました。熱心に講義に聞く姿や講師からの質問に臆せず回答する姿には学ぶ意識の高さが伺え、感銘を受けました。
アデランス=ウィッグだと思っていたので、社会に貢献する様々な取組みは興味深い。 総合毛髪企業の強みを活かした取組みが素晴らしい 「三方よし」は改めて重要なワードであることを再認識した |
「第32回日本乳癌学会学術総会」モーニングセミナーを共催
2024年7月11日(木)~7月13日(土)に仙台国際センターで開催された「第32回日本乳癌学会学術総会」で、アデランスがスポンサーシップをとるモーニングセミナーを共催しました。
日本乳癌学会は「乳がんに関する基礎的ならびに臨床的研究を推進し、社会に貢献するとともに、社員及び会員である医師等の乳癌の研究、教育及び診療の向上を図ること」を目的に、10,000人にも及ぶ会員数を擁する一般社団法人で、医師のみならず看護師も多く参加する学会です。
第32回を迎える今回の学術総会は、「社会への還元を目指した叡智の集結-Shaping the world ahead-」をテーマに開催され、アデランスが本学会にセミナー共催するのは8回目となります。
会期中の7月12日(金)にアデランス共催のセミナーが実施され、大分大学医学部 先端がん毛髪医療開発講座[アデランス] 准教授の河野 洋平先生が講演し、大分大学医学部長 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生が座長を務めました。
コーセー美容専門学校にて出張授業を実施
2024年7月8日、コーセー美容専門学校にて、「福祉美容をメインに講義を」とのご要望を頂戴し、医療事業部と人事部が共同で授業を行いました。
ファッション目的で使用されることの多い通常のウィッグと、医療ウィッグの違いや、アデランスが展開している病院内ヘアサロンでのお客様への接遇などについてお話しさせていただきました。また、オーダーメイド・ウィッグの作成には欠かすことのできない頭の型取りの体験や、様々なタイプのウィッグを触る・着ける体験を行いました。新しい学びがたくさんあったようで、アンケートでは「普段の生活ではなかなか見ることのできないサロンの特徴を聞けたり、実際にウィッグを見ることが出来て、さらに自分の視野を広げることが出来ました!」や「ウィッグの見た目や触り心地が地毛のようで違和感のなさに驚きました。」などの嬉しいご感想をたくさんいただきました。
アデランスではCSR広報活動の一環として、全国の理美容学校や大学などで出張授業を行っており、今後も継続して実施してまいります。
「2023パラアート TOKYO 第10回国際交流展 アデランス賞」受賞作品を本社で展示開始
当社はアートを通じて障がい者の社会参画や国際交流を推進するという、日本チャリティ協会の「パラアート TOKYO」の取り組みに賛同し、2021年よりオフィシャルサポーターとして参加しています。「2023パラアート TOKYO 第10回国際交流展」で、国内外860点の応募作品の中から「アデランス賞」を授与した『樹々の中』(村木慧さん作)を本社11階受付に展示しました。作品の受け渡しに伴い、2024年6月14日(金)に作者の村木慧さんへ感謝状の贈呈を行いました。
(ボズレー社)ビバリーヒルズ市議会から表彰
2024年7月2日(火)(現地時間)、ビバリーヒルズ市に本社を置くボズレー社(米国カリフォルニア州)が、ビバリーヒルズ市議会から表彰されました。ビバリーヒルズ地域の要となっているボズレー社の設立50周年を機に、これまでの功績を称えられ、ビバリーヒルズ市庁舎で表彰状を授与いただきました。
(UK社)HAIR REBORNに寄付
アデランス・ユーケー社では、HAIR REBORNと協力して、がん治療中の方のための活動を行っています。2024年7月には、£500をHAIR REBORNに寄付しました。
HAIR REBORNは、脱毛が起こる可能性がある診断を受けてから、髪が生え変わるまでのサポートをしています。アデランス・ユーケー社が運営するトレンドコサロンでは、HAIR REBORNと協力し、がん治療中の方に無料でヘアカットを提供しています。
(UK社)Brighton Muddy Runに参加
アデランス・ユーケー社の本社チームは、世界有数のがんチャリティー団体「英国がん研究協会(Cancer Research UK)」への寄付金を調達するために、2024年6月29日(土)に行われた「Brighton Muddy Run」に参加しました。
英国がん研究協会は、人々の命を救うために、研究、啓発活動、情報提供を行う世界有数のがん関連チャリティ団体です。私たちのほぼ2人に1人が一生のうちにがんにかかると言われていますが、私たちは、より多くの人々ががんの不安から解放され、より良く、より長く生きることができるよう、がんを克服する新しい方法を見出していくことを目指しています。
「Brighton Muddy Run」当日は、ランニングと障害物コースを組み合わせたチャリティレースが行われました。本イベントを通じて、アデランス・ユーケー社の本社チームにも多くの方から寄付金をお寄せいただき、£1042.50を英国がん研究協会に寄付することができました。
タイ国視覚障がい者支援団体に卓上カレンダー402部を寄贈
当社のタイ現地法人で、ウィッグの製造などを行うアデランス・タイ社とワールド・クオリティ社は、6月28日(金)に不要となった卓上カレンダーを「タイ国視覚障がい者支援団体」に寄贈いたしました。寄贈した卓上カレンダーには点字が施され、必要とされている方々の手元に届けられます。
社会福祉法人東京都共同募金会から感謝状を受領
当社は東京都共同募金会を通じて東京都内の福祉施設4か所にヘアケア商品の寄贈いたしました。この取り組みに対し、2024年6月14日(金)に東京都共同募金会から感謝状を受領しました。
名古屋市立吉根中学校 特別授業を実施
2024年6月11日(火)、名古屋市立吉根中学校の生徒5名が修学旅行の一環で会社見学のため来社されました。当日は、当社の事業やCSR活動をご説明した後、実際にウィッグを体験いただき、はじめての髪型や髪色にチャレンジされた皆様からは、驚きや喜びの声が上がり、イメージチェンジをお楽しみいただきました。
お客さんから見ると、販売したり作ったりしているだけに見えることがありますが、その裏には環境配慮やお客さんの人生に寄り添ってくれる工夫の大変さなどがあることを学びました。 サイトやCMなどの情報では伝わりきらないほどのことが知れて、とても良い経験ができたと思いました。 |
「第123回日本皮膚科学会総会」
2024年6月6日(木)~6月9日(日)に国立京都国際会館において開催された第123回日本皮膚科学会総会で、アデランスがスポンサーシップをとるランチョンセミナーを共催しました。
日本皮膚科学会は、皮膚科学に関する研究・教育と医療について、その連絡連携を図り、皮膚科学の進歩・普及に貢献し、それをもって学術・医療の発展に寄与することを目的として、全国各地の1万2千人を超える会員によって組織されている公益社団法人です。毛髪をはじめ、人体最大の臓器ともいわれる「皮膚」に関するあらゆる治療や研究に関する学術情報や、「男性型および女性型脱毛症診療ガイドライン2017年版」を扱う学会としても知られています。
第123回を迎える今回は、「皮膚のふしぎ」をテーマに国立京都国際会館で開催され、アデランスが本学会に共催するのは今回で連続8回目となります。
会期中の6月6日(木)にアデランス共催のセミナーが実施され、大阪大学皮膚科学講座 招聘教授 心斎橋いぬい皮フ科 院長の乾 重樹先生が講演し、浜松医科大学医学部 皮膚科学講座 准教授・病院教授の伊藤 泰介先生が座長を務めました。
セミナータイトルは「ロジックで考え直す男性型脱毛症の治療:標準治療と赤色LEDを含めて」で、男性型脱毛症における標準的な治療の考え方に加えてLEDの有用性が報告され、セミナーは多数の聴講者での盛況となりました。
(UK社)Look Good Feel Better チャリティ月間
アデランス・ユーケー社では、Look Good Feel Better UKと密接に連携し、がん治療を受ける方々のための募金活動を行っています。Look Good Feel Better (以下LGFB)は、がん治療の目に見える副作用に悩む女性やティーンエイジャーを支援する、国際的なチャリティ団体です。
ウェブサイトでのご購入、50ポンド以上の売上あたり5ポンドをLGFBに寄付する「Look Good Feel Better チャリティ月間」を2024年6月実施。アデランス・UK社によって実施されたこのチャリティでは、500ポンドの寄付金を集めることができました。
LGFB についてはこちらをご覧ください: https://lookgoodfeelbetter.co.uk/
一般社団法人キャンサーフィットネス「がんと運動全国キャラバン」で実演トークショーを開催
当社は一般社団法人キャンサーフィットネスが主催する「がんと運動全国キャラバン」に協賛しています。今回北海道キャラバンとして5月25日(土)に札幌で行われたセミナーに当社医療事業部の社員も参加し、「運動しても気づかれないウィッグ使い方」をテーマに実演トークショーを行いました。がんサバイバーであり、自身もウィッグを使っていた社員からは「当時は絶対に気づかれたくないと思い、バレッタやカチューシャを使って工夫していました」と実体験を交えてアレンジ方法をご紹介しました。
ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』
2024年5月16日(木)から公演される、ミュージカル『ロミオ&ジュリエット』のウィッグ製作に、アデランスの文化芸能部門であるスタジオADが協力しました。
※公演に関する情報につきましては、こちらをご覧ください。
毛髪成分の比較研究に関する論文が 米国科学誌「PLOS ONE」に掲載
毛髪検査による健康指標や糖尿病などの疾患の早期発見を目指した研究に取り組んでおります。2017年4月1日からは株式会社オーガンテックと共同で、健常人と疾患患者の毛髪成分分析に関する研究(以下、本研究)を進めてまいりました。2024年5月8日(水)※米国東部時間、本研究の成果として、毛髪からの健康指標・健康検査に向けた毛髪成分の比較研究に関する論文が、米国科学誌「PLOS ONE(プロス ワン)」に掲載されました。
※掲載論文の詳細については、こちらをご覧ください。
「PLOS ONE」は、研究者が科学と医学の進歩を加速できるように支援する非営利のオープンアクセス型の出版社であるPublic Library of Science社が 2006年に創刊した学会誌です。科学、工学、医学、関連する社会科学、人文科学にわたる200以上の幅広い分野の研究を対象とし、これらの研究を科学的妥当性、強力な方法論、高い倫理基準に基づいて公正かつ厳正に審査を行い、掲載していることが特徴です。
今後も、「毛髪による健康指標測定・疾患診断」の実用化を目指し、研究を進めてまいりたいと思っております。
(ヘアクラブ社)美容学校を訪問
米国やカナダなどで、オーダーメイド・ウィッグの販売及び増毛、育毛サービスを提供するヘアクラブ社は、将来の有能なスタイリストの採用を見据え、2024年5月1日、カナダの美容学校を訪問し、自社に関するプレゼンを実施しました。当日は、髪と美容の世界における情熱と創造性にあふれ、画期的なアイデアが共有され、とても刺激的な一日となりました。
ヘアクラブは、人生を、(一度にたくさんでなく)、それぞれ一つ一つを変え、お客様に最高の容姿と気持ちを提供することを使命と考えております。そんなヴィジョンを共有出来る情熱的で才能豊かな人材を求めています。
不要となったサンプルウィッグを全国13カ所に寄贈
不要となったサンプルウィッグを全国13カ所の病院やNPO法人、患者会等へ寄贈いたしました。乳がん検診受診率向上を目的に2008年に発足した団体であるNPO法人くまがやピンクリボンの会からは、ウィッグ寄贈に対して感謝状を頂戴しました。
クラーク工場 ラグナ州の高校と植毛提携
アデランスグループのオーダーメイドウィッグの製造・輸出を行っているアデランス・フィリピン社(クラーク工場)では、2024年4月17日にラグナ州の高校にてラグナ州副知事の協力のもと、植毛作業のオリエンテーションを行いました。実際に植毛を委託するのは今後となりますが、フィリピンの若い力を得て、フィリピン工場の生産安定を図ると同時にフィリピン国内での雇用機会の創出に貢献してまいりたいと思っております。
※フィリピンでは15歳以上の労働が認めらており、学校であれば教師、自宅であれば保護者が許可の元、労働を行うことできます。
ブリラム工場 シリントーン王女より表彰
タイにて、アデランスグループのレディメイドウィッグの一貫生産及び、オーダーメイド商品の毛植え・フィニッシング工程、修理業務も請け負う、アデランス・タイ社(ブリラム工場)では、地域への貢献の一環として、会社として定期的に献血に協力しております。2024年4月11日に、長きにわたる活動が称えられ、シリントーン王女より表彰いただきました。
WCHR2024に参加
2024年4月6日(土)から4月9日(火)に、The Fairmont Dallas Hotel(米国テキサス州ダラス)にて開催されたWCHR2024(正式名称:13th World Congress for Hair Research)に、アメリカ・ボズレーの最高医療責任者のケン・ワシニック博士が登壇しました。
ワシニック博士は、学会初日の4月7日、全員が参加するセッションで男性における男性型脱毛症に関する発表とパネルディスカッションの座長を務められました。
WCHR2024は、The American Hair Research Societyによって開催され、毛髪の成長、毛髪と頭皮の病気、臨床ケアなどをはじめとする、毛髪科学のあらゆる分野にフォーカスした多くのセッションが設けられ、国際的な研究者が一堂に会し、新しい研究について発表し、経験を共有され、新たな方向性について議論を交わされる、とても有意義な学会となりました。
(UK社)The Little Princess Trustに寄付
アデランスグループでは、「The Little Princess Trust(以下LPT)」の活動に2011年から協力しています。LPTは、英国で最も有名なチャリティ団体のひとつで、がん治療などで髪を失った子どもや若者(24歳まで)への人毛ウィッグの無償提供や、小児がんの研究への資金援助をしている団体で、英国で唯一MBEを授与された慈善団体です。
LPTへのチャリティ資金を調達するために、マーケティングマネージャー Bradley Webberが、2024年3月24日に行われたハンプトン・コート・パレス・ハーフマラソンに参加し、活動の趣旨に共感した方より寄せられた、£665をLPTに寄付しました。
「第60回九州外科学会」ランチョンセミナーを共催
2024年3月8日(金)から3月9日(土)に、ホルトホール大分で開催された「第60回九州外科学会※第60回九州小児外科学会・第59回九州内分泌外科学会との同時開催」に参加しました。アデランスが本学会に共催するのは、今回が初めてとなります。
九州外科学会・九州小児外科学会・九州内分泌外科学会は、若い医学徒の発表の機会、並びに会員相互間及び関連機関との研究連絡を推進し、主として九州沖縄各県における外科、小児外科、内分泌外科学の進歩普及に寄与することを目的に設立された学会です。
第60回を迎える今回の学会は、アデランスとの研究を進める大分大学医学部長 大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生が会長を務め、「外科学のホットな源泉につかる」をテーマに開催されました。
会期中の3月8日(金)に、アデランス共催のセミナーは「抗がん剤脱毛の現状と向き合う―患者体験と最新治療法の探求―」をテーマとして開催され、大分大学 学長の北野 正剛先生が座長を務めました。セミナーでは、うえお乳腺外科 副院長 久保田 陽子先生が「脱毛に直面した乳がん女性に寄り添って」演題に、大分大学医学部 先端がん毛髪医療開発講座[アデランス] 准教授 河野 洋平先生が「最適な抗がん剤脱毛治療を探る」を演題にそれぞれ講演しました。
「第38回日本がん看護学会学術集会」にてアデランスブースを出展
2024年2月24日(土)から2月25日(日)に、神戸国際展示場・神戸国際会議場阪で開催された「第38回日本がん看護学会学術集会」において、アデランスブースを出展しました。
第38回を迎える今回の学術集会は「コラボレーション-深化・進化するがん看護-」をテーマに、現地開催とライブ配信を活用したハイブリッド開催で実施されました。さらなるがん看護の深化・進化をめざして、日頃の研究成果や看護実践の成果の発表、有意義なディスカッションが繰り広げられました。
アデランスブースでは、医療事業に関連した取り組みを紹介することを目的に、2015年4月に制定された医療用ウィッグのJIS規格(規格番号:JIS S 9623)に適合した、当社の医療用ウィッグ「TEAM Rafra」をはじめ、頭皮用ローション「HairRepro MEDIα(へアリプロ メディアルファ)」、脱毛時用帽子、ネイルケア商品といった患者さまの外見をケアする商品など、トータルビューティをサポートする多種多様な商品を展示し、ご来場の皆様に当社の取り組みをご紹介しました。
世界的タンゴ歌手・冴木杏奈さん演じる「かぐや姫」のウィッグ製作に協力
2024年2月23日(金・祝)から2月25日(日)まで、萬劇場(東京都豊島区)において公演されたリーディングとミュージカルが融合したリーディカル『新竹取物語』(脚本/演出:高梨由)で、主演を務める世界的タンゴ歌手・冴木杏奈さんのウィッグを製作協力しました。
当社は、毛髪・ウィッグ領域でエンターテインメント業界をサポートしており、輝く女性の活躍を応援しています。2010年より、タンゴ歌手で女優の冴木杏奈さんをサポートしており、コンサートはもとより、舞台、ドラマ、公開ラジオ等、様々な場面でフォンテーヌウィッグをご愛用いただいています。
『新竹取物語』で冴木さんに提供したウィッグは、フォンテーヌの独創的なカラーとスタイリングが特徴のモード系ブランド「ROLOC(ロロック)」で作製しました。「黒髪・長髪」という従来のイメージ通りの「かぐや姫」ではなく、冴木さんの新感覚で斬新な「かぐや姫」を具現化しました。スタイルは、神秘的・宇宙的な雰囲気を表現する、濃いブルーと薄いブルーのグラデーションカラーに、前下がりのボブカットで仕上げました。
舞台にとってウィッグは、なくてはならない物です!!衣装に合わせてウィッグを変えることで、自分の気持ちも変わり、一瞬で醸し出す雰囲気も変えることが出来ます。また、自分自身、プライベートでもウィッグを愛用しており、ウィッグを使うことで、朝何となく決まらない髪型を気にせず行動出来ますし、気軽に変身できます!!コンサートや CD のジャケットでもウィッグを着用しております♪まさしく七変化!を楽しませていただいております。何より付け心地も軽いので、長時間の使用も苦になりません。 今回も自分で描いていた神秘的なかぐや姫のイメージピッタリに仕上げてくださいました♪♪壮大な愛の物語です!ご覧いただいた皆様に温かな想いをお持ち帰りいただけましたなら幸いです。 |
「第21回日本臨床腫瘍学会学術総会」イブニングセミナーを共催
2024年2月22日(木)から2月24日(土)に、名古屋国際会議場で開催された「第21回日本臨床腫瘍学会学術総会」に参加しました。アデランスが本学会に共催するのは、今回が初めてとなります。
日本臨床腫瘍学会は2004年から学会活動をスタートし、現在約8,900名の会員を擁する日本医学会分科会の1つです。
第21回を迎える今回の学術総会は、「Break the Borders and Beyond ~for our patients~」をテーマに開催され、約4,700名の方がご来場になり、海外からは34か国・約550名の方が参加されました。
会期中の2月22日(木)にアデランス共催のセミナーを実施し、大分大学医学部 先端がん毛髪医療開発講座[アデランス] 准教授の河野 洋平先生が講演し、大分大学医学部長/ 大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生が司会を務めました。
セミナーテーマは「がん患者のアピアランス支援」で、抗がん剤治療による脱毛を抑制する研究に関する知見が報告され、セミナーは多数の聴講者で盛況となりました。
「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」
静岡県立森林公園に110本のアカマツを植樹
2024年1月23日(火)、「フォンテーヌ緑の森キャンペーン~緑の森スマイル活動・アカマツの植樹会~」を行いました。
当社では、2009年から使われなくなったウィッグの回収と環境保全をつなげる「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を実施し、活動開始から15年が経ち、すべての活動エリアでの累計植樹面積は、27,789m2になりました。
2019年から開始した静岡県での植樹活動は今回で10回目となり、過去最大の42名の参加者数となり、うち初参加が8名となりました。参加者は植樹方法を教わり、急勾配な斜面に横浜ゴムで育成されたアカマツの苗木を110本植樹しました。
景観が元通りになるまでは時間を要しますが、SDGs・CSR活動の一環として、継続的に活動を続けてまいります。
「第55期 アデランス全国技術競技大会」実施
2024年1月16日(火)、お客様にご満足いただける「最高の技術」の更なる向上を目的とした、「第55期 アデランス全国技術競技大会」を全理連ビル(東京都渋谷区)にて実施しました。
「アデランス全国技術競技大会」は、1980年から開催している当社の歴史ある大会で、今年で29回目を迎えます。オーダーメイド・ウィッグの作製指示やカット、ブロー、スタイリングなどの技術力を競う「フリースタイル部門(メンズ・レディス)」のほか、長期連続着用タイプのウィッグ「ヘアシステム」における取り付け・スタイリング技術や再現力を競う「ヘアシステム技術部門(メンズ・レディス)」、おもてなしレベルや商品知識、接客力を競う「ヘアシステムアドバイス部門」、新卒入社3年目までの若手社員を対象とした「新人スタイリング部門」を実施しました。全国のアデランス、レディスアデランスの店舗や国内事業本部などで働く理美容師の資格を有する者(2024年1月31日時点該当852名)の中から、優勝者と入賞者を決定しました。
「ロープレ部門」、「スタイリング部門」は、フォンテーヌのレディメイド・ウィッグ販売員を対象に、接客力やレディメイド・ウィッグ(既製品)のカット、スタイリングなどの技術力を競う社内大会として、2017年に初めて開催しました。今年で第7回目となり、接客力を競う「ロープレ部門」と技術力を競う「スタイリング部門」の2つの部門において、フォンテーヌの百貨店・直営店・GMS店舗、ハイネットの店舗で働く販売員(2024年1月31日時点該当631名)の中から、優勝者と入賞者を決定しました。
「令和6年能登半島地震」で被災されたお客様・ウィッグユーザーの方への支援活動を開始
能登半島地震により被災された当社のお客様、ならびに他社のウィッグユーザーに対して、アデランス金沢にて、破損したウィッグの無料修理やオーダーメイド・ウィッグの無償再作製、割引販売などの支援を実施いたします。また、他社製品のご使用を含むウィッグユーザーの方のウィッグのお手入れおよび自髪のカット・シャンプーも無償で提供いたします。
当社では、今後も継続的に被災地の状況に応じた支援を実施してまいります。被災地の皆様が安全を取り戻し、一日も早い復興を心よりお祈り申し上げます。
<当社のお客様、他社のウィッグユーザーを対象とした支援の概要>
対象者:能登半島地震によって被災された当社ウィッグの既存のお客様(男性・女性)、 他社のウィッグをご使用のお客様
対象エリア:輪島市・珠洲市・穴水町・能登町・七尾市・志賀町・中能登町で被災された方 必要書類:被災証明書(または罹災証明書)
対象店舗:アデランス金沢
実施期間:2024年1月12日(金)~2024年3月31日(日)まで
注意事項:
①新規でご購入いただくお客様および支援対象者の方でもウィッグ以外の増毛商品、 ヘアケアコース商品、店販品等の購入は割引対象外となります
②予約が必要となります。ご来店の際は、事前にアデランス金沢にお電話をいただきますようお願い申し上げます
詳細につきましては、(こちら)をご覧くださいませ。