活動報告(2017年)
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「毛髪診断コンソーシアム」に幹事法人として参画
当社は、「毛髪診断コンソーシアム」に幹事法人として参画しました。 「毛髪診断コンソーシアム」は、国立研究開発法人理化学研究所が構想提案し、2017年4月1日に設立・開始されたプロジェクトで、毛髪に蓄積される健康指標や疾患指標による新たな非侵襲型診断システムの確立に向け、科学的なエビデンスに基づくビッグデータの構築を目指す共同研究プロジェクトです。 当社は、毛髪総合企業のリーディングカンパニーとしての知見を生かし、毛髪を活用した簡単で速い身体検診システムや毛髪検診の実現を目指してまいります。
米国ボズレー社・エプスタイン医師にゴールデン毛包賞を受賞
当社の米国グループ会社であるボズレーメディカルグループのエドウィン・エプスタイン医師が、国際毛髪外科学会(ISHRS)の 2017年におけるThe Golden Follicle Award(ゴールデン毛包賞)を授与されました。 The Golden Follicle Award(ゴールデン毛包賞)は、毛髪回復手術の分野において顕著で重要な臨床的貢献をした者に授与される賞です。 エプスタイン医師は、ボズレーメディカルセンターにてヘアレストレーション(毛髪回復)と毛髪移植に携わるだけでなく、ISHRSの理事や会長、国際毛髪外科学会の年次学術総会のプログラム委員長を務めるなど、ヘアレストレーションの技術発展に貢献してまいりました。また、けがによる傷や火傷、先天性疾患のある患者に対して無料の手術を行う機関で、現在、再生手術の無料奉仕活動委員長も務めています。
金沢工業大学にてCSR講義を実施
2017年12月18日(月)、2012年より特別講義を実施している金沢工業大学にてCSR講義を実施いたしました。今回は約430名の学生が出席し、当社からは代表取締役社長 津村佳宏、執行役員 グローバルCSR広報室 箕輪睦夫、グローバルCSR広報室室長 八木専吉、グローバルCSR広報室サブマネージャー 新田香子の4名が登壇いたしました。 今回も昨年同様に、経営者である津村自らが登壇し説明したことに、学生の皆さんは驚かれていました。その姿勢に「非常に熱く、理解が深まった」という学生からコメントをいただくなど、当社の思いが伝わった意味のある講義となりました。
創業の地である新宿に、美と健康の情報発信基地がオープン
2017年11月22日(水)に、当社創業の地である新宿区新宿に、毛髪・美容・健康をテーマにした美の情報発信基地を併せ持つ、アデランスグループ・グローバル旗艦店・アデランス東京本店がオープンしました。 この本店にはイベントスペースを新設し、当社の文化芸能部門を担う「スタジオ AD」が手掛けたウィッグの他、中世ヨーロッパのウィッグをモチーフにした世界の歴史が感じられる作品を展示するなど、当社の50年の経験とノウハウを生かした情報を更に世界へ発信し、笑顔と心豊かな暮らしに貢献してまいります。
「第49期全国技術競技大会」を開催
「アデランス全国技術競技大会」は、全国のアデランス、レディスアデランスの店舗などで働く理美容師の資格を有する者(2017年10月末現在 1,007名在籍)の中から、「理容部門」「美容部門」それぞれの部門において、技術力の高い1名を選ぶ大会です。 当社は2018年は創立50周年を迎えます。4月には世界大会を実施する予定で、世界各国のグループ会社からトップの技術者が集い、競い合います。今回の優勝者は、その世界大会への出場権を獲得しました。 アデランスグループ一丸となり、技術力の向上に努めて参ります。
第8回 癌・炎症と抗酸化研究会においてイブニングセミナーを共催
2017年11月17日(金)~18日(土)、ホルトホール大分(大分県大分市)において開催された第8回癌・炎症と抗酸化研究会(CIA 研究会)で、当社がスポンサーシップとなるイブニングセミナーを共催しました。 当社共催のセミナーでは、「乳癌患者の抗癌剤治療の現状」「抗癌剤脱毛予防の臨床応用に向けて」を演題に、当社との共同研究を進める大分大学医学部 消化器・小児外科学講座の佐川 倫子先生と河野 洋平先生が講演し、同じく共同研究を進める大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股雅史先生が司会を務めました。更に、当社のメディカルアドバイザーであるガーデンヒルクリニック くらた医院 院長の倉田 荘太郎先生による特別発言と、当社代表取締役社長 津村佳宏によるスピーチも行われました。
国内30店舗目となる病院内ヘアサロンを出店
患者さまに寄り添った新移動式理美容イスを導入
2017年11月15日(水)に、当社は国内30店舗目となる病院内ヘアサロンを帝京大学医学部附属病院(東京都板橋区)に出店しました。 病院内ヘアサロンは、患者さまのQOL(Quality of Life)向上を目的に当社が2002年9月から病院内での常設を展開している理美容室です。 今回オープンする店舗には、より患者さまにとって利用しやすい機能を搭載した新移動式理美容イスを導入しました。従来同様にベッドからの移乗ができるなど、患者さまの負担をより軽減した形に進化しました。 当社の医療事業分野は、当社の持つ理美容の技術や医療用ウィッグで患者様をサポートできないかと考え、活動がスタートしました。今後も、総合毛髪関連企業の強みを活かした患者さまへのトータルサポートをしてまいります。
JFL所属FC大阪とのピンクリボンコラボイベントを実施
2017年11月12日(日)、大阪・J-GREEN堺にて開催されたFC大阪vs東京武蔵野シティの試合とコラボレーションした、ピンクリボンイベントを開催しました。 当社は、試合会場にブースを設置し、ピンク色のヘアーエクステンション(付け毛)の装着、ピンクリボンバッチ、乳がんと子宮頸がんの早期発見を促す冊子の進呈など、乳がんの早期発見・早期診断、早期治療を支援する「ピンクリボン活動」の啓蒙を行いました。また、募金活動で集まったお金は、特定非営利活動法人ピンクリボン大阪へ寄付いたしました。
カート・ステン博士、世界毛髪会議より功労賞授与
2017年10月31日(火)~11月3日(金・祝)、国立京都国際会館(京都府京都市)で第10回世界毛髪研究会議「World Congress for Hair Research(WCHR 2017)」が開催され、当社の米国グループ会社 ARI(アデランス リサーチ インスティチュート)に在籍していたカート・ステン博士に、長年の毛髪に関する研究の功績をたたえ、功労賞が授与されました。
第10回世界毛髪研究会議「World Congress for HairResearch」において
3つのセミナーと企業展示を共催
2017年10月31日(火)~11月3日(金・祝)、国立京都国際会館(京都府京都市)において開催された第 10 回世界毛髪研究会議「World Congress for Hair Research(WCHR 2017)」で、当社がスポンサーシップとなる3つのセミナーと、企業展示を共催しました。 当社が寄附講座を開く大阪大学の板見教授が座長となるランチョンセミナー、同じく大阪大学の乾教授が座長と演者を務めるスポンサードセミナー、当社のメディカルアドバイザーである倉田先生と米国ボズレーメディカルグループ社長&チーフメディカルオフィサー ケン・ワシニック医学博士が座長となるコンカレントセッションを行い、コンカレントセッションには再び乾教授と当社と共同研究を進める大分大学の猪股教授が演者となり、当社と関連の深い研究者が集結したことで、当社が産学連携で進める毛髪関連の研究を世界に向けて発信することとなりました。
CSRコミュニケーションレポート2017発行
当社は、2012年より「CSRコミュニケーションレポート」を発行しており、今年で6年目を迎えました。今回の表紙イラストは、昨年に引き続き花咲く書道家の永田紗戀様に、「新進」を描いていただきました。 2017年度版の特集には、「レスター大学での2年連続CSR講義」「女性活躍のサポート」「社内技術競技大会」「ウィッグの新しい価値提案」を掲載しました。ステークホルダー・ダイアログでは、「ダイバーシティ」をテーマに、外部有識者に田中宏司先生を迎え、経営陣と役職の女性社員を加えた対談を実施しました。 次年度以降も、活動内容が深まったレポート内容となるように努めてまいります。
第5回看護理工学会学術集会においてアデランスランチョンセミナーを共催
2017年10月14日(土)~15日(日)、金沢大学宝町・鶴間キャンパス 十全講堂(石川県金沢市)において開催された第5回看護理工学会学術集会/第 11 回看護実践学会学術集会/国際リンパ浮腫フレームワーク・ジャパン研究協議会第 7 回学術集会 合同学術集会で、当社がスポンサーシップをとるランチョンセミナーを共催しました。 当社共催のセミナーでは、「乳癌患者の頭皮を科学する‒医療用ウィッグの効果‒」を演題に、東京大学大学院医学系研究科 健康科学・看護学専攻 老年看護学/創傷看護学分野 教授の真田 弘美先生が座長を務め、東京大学大学院医学系研究科 社会連携講座スキンケアサイエンス 特任講師の玉井 奈緒先生、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生が講演されました。
アデランスUK社にて「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催
英国にある、当社のグループ企業であるアデランスUK社は、イギリスのブライトンにて、CSRイベント「レディスナイト・チャリティファッションショー」を開催しました。 「レディスナイト・チャリティファッションショー」は、脱毛で悩まれる方が多くいることを広く社会に伝え、脱毛についてのサポートを呼びかけることを目的に、アデランスUK社のCSR活動として開催したものです。アロペシア(無毛症)やキモセラピー(化学療法)で脱毛された女性やその家族・友人が参加しました。 当日はファッションショーの他、無毛症の自転車競技金メダリストのジョアンナ・ロウセル氏や心臓病の化学療法で髪の毛を失った料理家のサリー・ビー氏、世界的カリスマ美容師トレバー・ソルビー氏がゲストとして登壇し、それぞれウィッグとの出会いや、活動を続ける理由などについてスピーチしました。また、当社グローバルCSR広報室担当の執行役員 箕輪 睦夫が出席し、日英のCSR交流を深めるとともに、アデランスグループのCSR活動の活性化を図る機会となりました。
患者さまのQOL向上を目的にグンゼと企業連携
2017年9月11日(月)から、グンゼ社の低刺激インナー「メディキュア」を、当社が運営する病院内ヘアサロンでの取り扱いを開始しました。 当社では、2002年9月から、患者さまのQOL向上を目的に、病院内に理美容室を展開しており、一般的な理美容サービスの提供だけでなく、抗がん剤や放射線治療等の副作用による脱毛に関するご相談、医療用ウィッグの取扱いやアフターサービスの実施、メイク・ネイルの施術など、患者さまの生活を支援するアピアランス(外見)ケアをワンストップで提供しています。 これまで、グンゼ社の「メディキュア」ブランドの販売は、電話及びインターネットを通じてのみとなっておりましたが、触れたいとのご要望を多くの患者さま、医療関係者の方から頂いており、当社の病院内ヘアサロンを通じて、直接手に取り、目に触れる形で取扱うこととなりました。 今後は、「優良品の提供により社会に貢献する(グンゼ)」、「毛髪関連事業を通じて、笑顔と心豊かな暮らしに貢献する(アデランス社)」という両社の企業理念を共有しながら、事業と連動した CSR 活動として医療機関との連携やセミナーの共催などを計画していきます。
英国の名門レスター大学で日本企業として初めて2年連続で講義
2017年9月4日(月)、イギリス中西部にある国立の名門レスター大学より正式の招聘を受けビジネススクールのマスタークラスの学生を対象に、日本企業初となる2年連続でCSR講義を行いました。昨年はサマーセッションの特別講義を実施し、大学から高い評価をいただいたことにより、今年はMBAコースの正規の授業の中で講義を行いました。 代表取締役社長 津村佳宏が初めて登壇し、「三方良しによる経営改革」をテーマに、企業の発展における戦略的CSRの重要性を企業トップの言葉として語りました。執行役員 グローバルCSR広報室 箕輪睦夫は、「事業と一体化した戦略的CSR」のタイトルで、CSR活動を推進したことによりもたらされた、ポジティブな結果例を紹介しました。英国のアデランスUK社のリン・ハリス社長が、イギリス国内でのCSR活動の取り組みを紹介しました。 参加された学生からは、CSR活動が企業の利益に繋がることに驚きの声が上がるとともに、講義終了後は、登壇者に学生が集まり、相次ぐ質問や写真撮影の依頼が途切れることなく続き、戦略的CSR活動に対する学生の関心の高さが伺えました。
ステークホルダー・ダイアログを実施
2017年8月16日(水)、東京交通短期大学名誉教授の田中宏司先生を外部の有識者としてお招きし、「ステークホルダー・ダイアログ」を行いました。今回は、代表取締役社長の津村佳宏をはじめとする経営陣、役職の女性社員を加えた11名で対談を実施しました。田中先生から「CSR、人財育成の大切さ」についてお話をいただき、当社の女性社員が考える「ダイバーシティ」について、ディスカッションを行いました。
第35回日本美容皮膚科学会総会・学術大会においてイブニングセミナーを初共催
2017年7月29日(土)~30日(日)、グランフロント大阪(大阪府大阪市)において開催された第 35 回日本美容皮膚科学会総会・学術大会で、当社がスポンサーシップをとるイブニングセミナーを初めて共催しました。 当社共催のセミナーでは、「赤色 LED の育毛効果のエビデンス:基礎と臨床」を演題に、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚・毛髪再生医学寄附講座 教授 板見 智先生が座長となり、大阪大学大学院医学系研究科 皮膚科学 招聘教授 心斎橋いぬい皮フ科 院長乾 重樹先生に講演いただきました。
第25回日本乳癌学会学術総会においてランチョンセミナーを初共催
2017年7月13日(木)~15日(土)、マリンメッセ福岡・福岡国際会議場(福岡県福岡市)において開催された第25回日本乳癌学会学術総会で、当社がスポンサーシップをとるランチョンセミナーを初めて共催いたしました。 当社共催のセミナーでは、「抗癌剤治療による脱毛を予防する!‐新規抗酸化剤を用いた予防剤開発プロジェクト‐」を演題に、大分大学医学部 消化器・小児外科学講座 教授の猪股 雅史先生に講演いただきました。 また、企業展示では、医療用ウィッグなどの当社商品に、来場された多くの医療関係者から注目いただきました。
金沢工業大学にてCSR講義を実施
2017年7月3日(月)・4日(火)、金沢工業大学にてCSR講義を実施しました。 講義には3年生の約400名が聴講され、当社からは、執行役員 グローバルCSR広報室 箕輪睦夫、グローバルCSR広報室室長 八木専吉が登壇し、当社のCSR活動やトータルヘアソリューション企業としての取り組みなどを説明いたしました。聴講された学生からは、医療事業や医療用ウィッグに興味をいただき、活発な質問がありました。
One World プロジェクトへのお手入れ支援サービス延長決定
東日本大震災で被災された患者様向けに、ウィッグのお手入れ等のサービスを通常価格の半額で提供する「ウィッグお手入れ支援サービス」を、2012年7月から現在にわたり提供してきました。本サービスは2017年6月末までの支援サービスを予定していましたが、継続のご要望が多く寄せられたため、2018年6月30日(土)まで延長することになりました。 本サービスは、東日本大震災で被災された患者様に医療向けウィッグなどのケア用品を届ける支援団体「One World プロジェクト」様に賛同したもので、同団体が提供したウィッグを対象に、シャンプーやヘアカットなどのお手入れを通常価格の半額で行います。CSR活動の一環としてサービス提供を開始し、現在は東北6県の全19店舗でサービスを継続して提供しています。
タイのウィッグ寄贈式 合計270枚を3病院に寄贈
6月30日(金)、がん患者様の脱毛による悩みの低減を目的に、アデランス・タイ社(ATL社)がタマサート大学付属病院に100枚、国立がんセンター120枚、7月18日(火)には生産工場に近い県立ブリラム病院に初めて50枚のウィッグを寄贈致しました。 国立がんセンターでの寄贈時には、ATL社のスタッフが着用のお手伝いやウィッグのカットなどを行い、患者様お一人おひとりのご希望にそったウィッグをプレゼント致しました。また、今回より寄贈したウィッグの一部にはワールド・クオリティ社(WQC社)で製造したウィッグも含まれています。ATL社から始まった活動がようやくWQC社にも広がりを見せました。現地の力によって製造されたウィッグを現地の患者様に役立てていただくことで、工場社員のモチベーションアップにも繋がっています。これからも患者様のQOL向上に貢献すべく、他の工場での実施を検討して参ります。
第14回アジア繊維会議において
「テキスタイル材料分野における最優秀論文賞」を受賞
2017年6月27日(火)~30日(金)、当社は、香港理工大学(香港九龍:中国)で開催された第14回アジア繊維会議(ATC-14)で、新人工毛髪に関する研究発表を行い、「Best Paper Award : Textile Material(テキスタイル材料分野における最優秀論文賞)」を受賞しました。
当社の新人工毛髪の研究発表において、
1)人工毛髪という製品開発に、企業と大学の共同研究により、科学的視点を導入して取り組んでいること。
2)人工毛髪の表面粗面化による外観改良に当社独自の技術を導入していること。
3)「粗面化を高めると繊維の剛性が低下する」という二律背反する課題に、複合繊維という新たな技術を導入して解決を図っていること。
が評価され、今回の受賞となりました。
産学共同研究の成果を国内外の学会を通じて発信し、また、世界の研究者に研究成果について議論して頂くことは、毛髪界の更なる進展につながるとともに、ひいては多くの方の髪の悩みの解消に寄与するための、当社の CSR(企業の社会的責任)活動の一環でもあると考えております。
輝く女性を応援 大前知誇様レクチャーコンサートに参加
輝く女性を応援する一環としてウィッグを提供しているチェリストで料理家の大前知誇様のレクチャーコンサートにグローバルCSR広報室担当執行役員 箕輪睦夫、グローバルCSR広報室室長 八木専吉が参加致しました。17回目となる今回は、「旅する音の輪舞曲(ロンド)~チェロ・カルテットと響きの世界」というタイトル行われ、これまでと同様に当社が提供するウィッグを着用いただきました。コンサートのテーマに合わせてご自身でウィッグをアレンジしながら出演いただくことで、ウィッグと音楽とのコラボレーションでお客様の視覚と聴覚を魅了しています。チェロ四重奏が奏でる洗練された音色は会場の皆様の心に響き渡り、至福のひと時を過ごすことができました。
ルネ オブ パリスbyフォンテーヌ常滑にてイベントを開催
6月20日(火)、ルネ オブ パリス by フォンテーヌ イオンモール常滑にて、米国の人気ウィッグブランド「ルネ オブ パリス」を手掛けるアデランス・ヘア・グッズ社 シニア研究開発マネージャー ジェリー・ホルト氏の初来日を記念し、ウィッグショーを開催しました。ジェリー・ホルトは多種多様なウィッグのスタイルデザインからサロンのコンセプト作り、世界各地で美容イベントへの登壇、広告制作まで手掛ける美容業界のプロフェッショナルです。イベントではジェリー・ホルトのウィッグスタイリング技術を披露しました。多くの観客から歓声が上がり、ウィッグの魅力をお伝えすることができました。日本のアデランスと米国のアデランス・ヘア・グッズ社の日米のシナジー効果を体現できたイベントとなりました。
公益社団法人日本毛髪科学協会の情報交換懇親会に出席
6月19日(月)に京王プラザホテルにて、日本毛髪科学協会が主催している「第67回 全国セミナー及び情報交換懇親会」が開催されました。懇親会の中で、認定指導講師と認定講師の資格取得者への認定証授与式が行われ、今回は当社から4名が認定講師の資格を授与されました。
当社は、毛髪と皮膚の専門的な知識をお客様へ正しくお伝えできるように、資格取得を推進しています。今後も、経営理念「最高の技術」を実現すべく、会社をあげて資格取得に努めて参ります。
・毛髪診断士取得者数:315名
・認定講師認定者数:12名
・認定指導講師認定者数:5名
※2017年7月4日現在
関東学院大学にてCSR特別講義
経営倫理実践センター(BERC)が実施している寄附講座の一環として、関東学院大学「KGUキャリアデザイン応用Ⅰ」の授業でCSR特別講義を実施しました。当日は2年生から4年生の125名が出席され、当社からグローバルCSR広報室室長 八木専吉が登壇し、当社のCSR活動の紹介や国内外主力ブランドの紹介などを行いました。質疑応答タイムでは、積極的に質問をする学生が多く、更に講義終了後にも個人的に質問が寄せられ、学習意欲の高さと積極性に感服致しました。担当の小山教授からは当社の幅広いCSR活動に対して、高い評価をいただくと同時に、今後はピーアールしていくべきとアドバイスをいただきました。今回のような学生向け講義以外にも、野村証券のハッピーライフセミナーや有識者の方々など積極的に紹介して参ります。
杏奈カフェ♪♪放送300回記念リスナーズパーティに協賛
輝く女性を応援する一環として、ウィッグを提供しているアルゼンチンタンゴ歌手の冴木杏奈様がパーソナリティを務める、コミュニティFM「杏奈カフェ♪♪」の公開収録が行われました。今回は、放送300回を記念した「フォンテーヌPresents 杏奈カフェ♪♪放送300回記念リスナーズパーティ」と称し、当社も協力を致しました。当日は冴木様ご本人が使用されているウィッグの展示、当社とのコラボレーションウィッグの試着販売会を初めて実施致しました。公開録音では、フォンテーヌ営業企画部部長 藤生善則より当社フォンテーヌ事業が中心となって行っているCSR活動「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」や今年4月に実施した「NPO法人さくら並木ネットワークへの協力」を紹介致しました。その後、フォンテーヌ営業企画部マネージャー 北本典子から、冴木様の担当ウィッグデザイナーとしてこれまで手掛けたウィッグの特徴を紹介し、集まったファンの皆様にお楽しみいただきました。300回を記念したリスナーズパーティは終始盛り上がりを見せ、最後には会場の全員で集合写真を撮り、鳴り止まぬ拍手の中、閉演を迎えました。
帝京平成大学にてCSR特別講義
6月2日(金)、帝京平成大学にて初めてのCSR特別講義を実施致しました。当日は現代ライフ学部の学生を中心に約140名の学生が参加され、当社からはグローバルCSR広報室室長 八木専吉がCSR講義を行いました。講義では当社のCSR活動について「4つの象徴的な活動」を中心に説明致しました。この他にも「アデランス=ウィッグのみ」のイメージを払拭すべく、「トータルヘアソリューション企業」としてお客様のご要望に合わせた様々なサービスを提供していることを紹介致しました。多くの学生にとってはまだ馴染みの薄い当社ではありますが、大学講義を行うことで「世界のブランド アデランス」を知っていただけるよう活動して参ります。
野村證券函館支店でハッピーライフセミナーを実施
野村證券がCSR活動の一環として実施している「ハッピーライフセミナー」が野村證券函館支店にて開催され、当社が招聘を受けセミナーを実施しました。当日はAD函館店店長 稲沢学による育毛ヘアケア紹介から始まり、オーダーメイドウィッグの型取りデモンストレーションや、丸井今井函館フォンテーヌクチュールコーナー店チーフ 宗廣真由美によるレディメイドウィッグのおしゃれレッスン会などを行いました。その後は、試着タイムを設け、ご来場いただいた方にお好きなウィッグを自由に試着いただきました。また、今回お越しいただいた特典として、お好きなウィッグで写真撮影を行い、フォトアルバムをプレゼント致しました。セミナー後アンケートを基に、次回のセミナーでは、より楽しんでいただけるような内容を検討して参ります。
駿河台大学でのCSR特別講義
経営倫理実践研究センター(BERC)が2013年より実施している寄附講座の一環として、駿河台大学経済経営学部「ビジネスケーススタディ」の授業において、CSR特別講義を当社が実施致しました。駿河台大学でのCSR特別講義は2013年より5年続けての開催となります。担当の水尾順一教授は当社社外取締役で、BERCの主席研究員も務められている方です。
特別講義当日は37名の学生が出席され、当社グローバルCSR広報室室長 八木専吉が、当社の事業紹介や4つの象徴的なCSR活動、更に海外販社へのCSR活動の広がりについて、説明致しました。近年、駿河台大学では留学生の受け入れに力を入れており、今回の授業にもたくさんの留学生が出席されていました。当社のCSR講義の質問の他に、資料について貴重な意見をいただき、双方にとって有意義な講義となりました。国内学生から留学生までグローバルに当社のCSR活動をお伝えして参ります。
日本経営倫理学会CSR研究部会にて講義を実施
日本経営倫理学会のCSR研究部会にて当社グローバルCSR広報室担当執行役員 箕輪睦夫が、英国レスター大学におけるCSR特別講義の事例報告を行いました。
当社は昨年9月に、レスター大学より正式に招聘され、MBA学生を対象にCSRに関する講義を日本企業として初めて実施致しました。この講義の内容が学内で高く評価されたとともに、大学・教育関連ニュースを取り扱う「大学ジャーナルオンライン」でも取り上げられたことを受け、CSR研究部会にて事例報告を行うこととなりました。
事例報告では、「日本文化を背景にしたCSR講義」が現地の学生にどのように受け入れられ、また反響の大きさについて興味を示される方が多く、活発な質疑応答が飛び交う講義となりました。参加された一般社団法人 経営倫理実践研究センター理事・主席研究員 田中宏司様より「営業と一体となり本業を通じてグローバルに展開している姿には常々感心をしています。」と大変嬉しいお言葉を頂戴しました。
また、昨年の講義で高い評価をいただいたことから、今年も9月4日に講義を実施することになりました。2年連続で講義を実施するのは当社が初めてとなります。
国内外問わず、当社CSR活動を多くのステークホルダーに周知いただくことは、新たな活動の広がりを見出すきっかけや客観的な意見を伺える貴重な機会となります。今後もこのような活動を積極的に実施して参ります。
「緑の森キャンペーン」全国展開第1弾 東北エリア:宮城県石巻市大谷川地区
アデランスグループが2009年より実施している「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」は2016年度までで累計1,259本の植林実績を残しています。これまでは、山梨県にある山林に全て植林を行っていましたが、当社営業部が全国あることからそれぞれの営業部に展開していくことを検討してきました。検討の結果、全国展開第1弾として2016年度より一部を東北エリアにて実施することになりました。東北エリアでは、NPO法人さくら並木ネットワークの活動に賛同し、キャンペーンの一部を同NPO法人の活動に役立てていただきました。NPO法人さくら並木ネットワークは東日本大震災の大津波到達点へ桜の木を植樹することで、100年に1度は必ず起こる津波の際、住民避難の目印となることを目的として活動しています。元々、岩手県宮古市姉吉地区では度重なる震災により大津波で多くの死者を出していました。そこで先人の方々がその教訓を忘れぬよう避難の際の目印として石碑を建てました。その結果、東日本大震災では津波の到達地点が最高位を記録したにも関わらず、死者行方不明者0でした。このことに同NPO法人の共同代表理事が感銘を受け、活動をスタートされました。 当社の全国展開第1弾では、4月2日(日)に石巻市大谷川地区高台移転で植樹祭が行われ、桜の成木と当社の石柱がお披露目されました。今回の第1弾を皮切りに全国展開を実現できるよう進めて参ります。
コミュニティFM局の特別番組「KIZUNA Station」の放送
全国108曲のコミュニティFMのネットワークを通じて震災関連番組「KIZUNA Station」が3月11日に放送されました。当社は2015年より同番組を通じて、当社の東北エリアにおけるCSR活動をゲストの皆様と共に紹介して参りました。今年は、福島県立医科大学附属病院の三浦看護師とNPO法人さくら並木ネットワーク共同代表理事の細沼様、小池様に出演いただきました。三浦看護師には「One World プロジェクト」発足時のお話や今なお終息されていない様々な課題、現状のサポート内容について紹介いただきました。その後、細沼様、小池様には、NPO法人を立ち上げるきっかけとなった先人の方々のお話や実施されている桜の植樹活動に込めた2人の想いをお話いただきました。これから先も年に1度訪れる「3月11日」という日を私たちを含めた後世に伝え続けるべく、当社としても東北エリアでの活動を続けて参ります。
東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞
東京都主催のがんに罹患した従業員が、仕事を継続しながら治療できるよう優良な取組を行っている企業を表彰する「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」で当社は奨励賞を受賞致しました。当社は、「傷病経過報告書」により、がんに罹患した従業員への支援プロセスが明確化していること、がんの罹患を理由にした退職者が0であること、が評価されました。また、本表彰は優良な取組を広く周知し、他社における取組促進を図ることが目的の1つであることから、「企業でできるがん対策事例紹介集~検診から就労支援まで~」が作成されました。今回の表彰を機に、がん罹患社員が活躍できる場を更に整えて参ります。
ソーシャルプロダクツアワード2017にてソーシャルプロダクツ賞を受賞
一般社団法人ソーシャルプロダクツ普及推進協会主催のソーシャルプロダクツアワード(SPA)2017に応募し、ECOCERT認証を取得している当社商品の「 SCALP GUARD Orgarich」シリーズが国内部門でソーシャルプロダクツ賞を受賞致しました。ソーシャルプロダクツとは、全ての組織が生活者のみならず社会のことを考えて作り出す有形・無形の対象物(商品・サービス)のことで、本賞は優れた社会性と商品性を持つと認められたものに授与されました。この賞は中小企業が受賞することが多く、当社のような企業への授与は大変稀なことで、1つの商品開発に力を入れている企業姿勢やストーリー性も評価をいただきました。この受賞によりSPAマークを商品に表示することが可能となり、社会性と商品性が高いレベルで調和している商品であることを、全てのステークホルダーに周知いただくきっかけとなりました。
輝く女性の応援 大前知誇様レクチャーコンサート
輝く女性を応援する一環としてウィッグを提供しているチェリストで料理家の大前知誇様のレクチャーコンサートに参加致しました。大前様へのウィッグ提供は2016年4月より開始し、チェロのコンサート時や料理教室開催時にご使用いただいております。今回参加したレクチャーコンサート「旅する音の輪舞曲」は今回で16回目を迎え、テーマは「テタンジェが誘うシャンパーニュへの旅」でした。今回は、チェロ、ヴァイオリン、ピアノの3つの異なる楽器が奏でるメロディに魅了され、素敵なひと時を過ごすことができました。終盤には涙を流しながら演奏を聴かれている方もいらっしゃり、音楽の持つパワーの素晴らしさを実感したレクチャーコンサートとなりました。
BERC CSR部会にて当社CSR活動を発表
経営倫理実践研究センター(BERC)のCSR部会にて当社が実施するCSR活動について事例発表を行いました。「事業と一体化した戦略的CSR」のタイトルの下、当社CSR活動の中の象徴的な活動をメインに、健全で永続的な活動を紹介致しました。このような場で当社の活動を紹介することで、様々な企業の方々に活動を周知いただくことが可能となります。更には、客観的な意見を周囲からいただくこともでき、活動の深化や新たなコラボレーションの機会を創出するきっかけとなります。今後もBERCや大学講義等、様々なステークホルダーに当社の活動を紹介して参ります。
第48期全国技術競技大会
2月14日(火)、オーダーメイド・ウィッグの作製指示やブロー、カット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第48期アデランス全国技術競技大会」を実施致しました。近年のウィッグ需要の高まりなどを背景に、お客様に心から満足いただける最高の技術力を提供することを目的として開催されました。オーダーメイド・ウィッグはお客様お一人おひとりの自髪を活かし、自髪とウィッグの境目や髪質の違いが分からないように自然に仕上げるため、自髪とウィッグとの馴染みを考えたカットやブロー、スタイリングの技術が必要となります。また、当社他社製品問わず、お客様のご相談に乗りながらウィッグのアフターメンテナンスを施すためにも、様々な種類のウィッグやお客様の魅力を引き出すご要望に対応できる技術力がとても重要となります。 今後は、1月に行われたレディメイドウィッグ部門の大会と共に、グローバル大会を実施する予定です。50周年を迎える大切な大会となりますので、アデランスグループ一丸となり、技術力の向上に努めて参ります。
輝く女性の応援 冴木杏奈様コンサートに出席
1月23日(月)、輝く女性を応援する一環としてウィッグ提供しているアルゼンチンタンゴ歌手の冴木杏奈様のコンサートに参加しました。冴木様は「ニューズウィーク」日本語版にて「世界が尊敬する日本人100人」に選出されたり、ラファルダ・タンゴフェスティバルでは、外国人として初となる「タンゴに貢献した20人」を受賞されたりするなど、国内外で活躍の場を広げられています。今後は、デビュー30周年記念や「杏奈カフェ」300回放送記念など、更なるコラボレーションの企画を検討して参ります。
日本ナショナル・トラスト協会訪問
フォンテーヌ緑の森キャンペーン拡大企画検討のため、公益社団法人日本ナショナル・トラスト協会を訪問しました。同協会はかけがえのない自然をナショナル・トラストによって守り再生し、将来世代へ享受できる美しい自然を実現する目的で1992年に設立されました。現在では全国47か所のトラスト、計1,712haを贈与や購入によって取得し、将来世代に引き継ぐべき日本の豊かな自然が、幾多の開発から守られています。このトラストは全国各地に存在することから、現在実施している「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を全国展開する際の候補地として、今後検討していくことになりました。
野村証券那覇支店でハッピーライフセミナーを実施
野村証券がCSR活動の一環として実施している「ハッピーライフセミナー」が、野村證券那覇支店にて開催され、当社が招聘を受けセミナーを実施しました。当日はAD那覇店店長 小川淳一を中心に7名のスタッフで、17名のお客様にお楽しみいただきました。始めに当社の象徴的なCSR活動を紹介した後、皆様お待ちかねのヘアケアレッスン会やウィッグ試着会を行いました。以前はヘアケアレッスン会を取り入れていませんでしたが、これまでのハッピーライフセミナーでヘアケアに関する質問が多かったことから、ヘアケアに関するお役立ち情報などをご紹介しました。ウィッグ試着会では、気になる商品をお試しいただき、記念写真をプレゼントさせていただきました。普段お店は来店しづらい、試着しづらいというお客様も、このようなセミナーであれば他のお客様と会話をしながら気軽にお試しいただけるため、更にお楽しみいただけるような試行錯誤してまいります。
第48期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会~第1回フォンテーヌレディメイド部門~
1月19日(木)、お客様への接客力や、レディメイド(既製品)ウィッグのカット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第48期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会~第1回フォンテーヌレディメイド部門~」を初めて開催致しました。本大会は、近年のウィッグ需要の高まりなどを背景に、フォンテーヌ事業部の強みである「接客力」「技術力」の更なる向上を目的に、接客力を競う「ロープレ部門」と技術力を競う「スタイリング部門」の2つを設けて行いました。レディメイドウィッグの販売では、お客様に似合うスタイルに調整するのはもちろんのこと、ニーズをくみ取り、豊富なウィッグのバリエーションから似合うウィッグを提案する力も大変重要な要素となります。アデランスグループでは、本大会を通じて、経営理念である「最高の商品」「最高の技術」「心からのおもてなし」の実現を目指してまいります。