社会・地域貢献
「誰も置き去りにしない」社会へ
ヘアロス啓発イベント 2023 「Alopecia STAND UP!」に参加
様々な理由によって髪に起こる 脱毛症や抜毛症などの症状やその状態であるヘアロスに関して、より多くの人に楽しみながら知ってもらうことを目的として、2023年9月23日(土・祝)に開催された特定非営利活動法人 Alopecia Style Project Japan(ASPJ) が主催する「Alopecia STAND UP!」に参加し、ヘアロスパレードへの参加や、当社のウィッグを着用したファッションショー、ウィッグの試着体験などを実施しました。
(タイ)不要カレンダーで盲目団体をサポート
アデランス・タイ社では、使われなくなった卓上カレンダーを回収し寄付する、「タイ国視覚障がい者支援団体」へのサポートを、2022年より行っています。集まったカレンダーは、点字教材へと生まれ変わります。
(ラオス)障がい者雇用の推進事業を開始
ラオスで主にオーダーメイド・ウィッグを生産・輸出しているラオ・クオリティ社 (LQC) はラオス障がい者女性協会と 提携し、障がい者女性・障がい者のご家族である女性・貧困で社 会的、経済的に不利な状況に置かれた女性のために、植毛技術訓練研修を実施しています。
民間企業による障がい者雇用への取り組みがまだ一般的ではないラオスで、当社が率先して本取り組みを行うこと、また障 がい者が働きやすい環境を整備し、障がい者雇用を促進することは、当社にとっても地域社会にとっても大変有意義なことです。
「ブラインドメイク講習会」の開催 日本ケアメイク協会に賛同
一般社団法人日本ケアメイク協会の理念に賛同し、2019年6月に視覚障害者が自ら化粧を行う「ブラインドメイク講習」を開催しました。同協会では、高齢の方・認知症の方・障がいのある方・疾病のある方等の福祉領域の対象の方が実践できる“ケアメイク”のモデルを確立し、その活動を広く普及するための活動を行っています。
視覚障害者の発案から生まれた
ユニバーサルデザイン化粧パレット『BLINDMAKE UD パレット』を開発
これまで医療用ウィッグ開発において患者さまの“外見ケア”と向き合ってきたアデランスでは、外出を控えてしまう、人に会いづらい、心理的にふさぎ込んでしまうなど“ルックスケア”に悩みを抱える視覚障害者の方々をメイクを用いて応援したいという想いのもと、化粧パレット『BLINDMAKE UDパレット』を発売し、どんな方にも使いやすいユニバーサルデザインを採用しています。商品化にあたっては、一般社団法人日本ケアメイク協会で「BLINDMAKE」を広める活動を行う視覚障害者の方々と共同で開発を行いました。
アートを通じた障害者の皆様の支援
多様な個性に寛容なインクルーシブな社会の実現を目指し、障害者の皆様の経済的自立、社会参加を目的とした支援を行う障害者アート活動に賛同した取り組みを行っています。
支援の取り組みの第一弾として、2021年のCSRコミュニケーションレポートの表紙絵より、障害者アートの作品を活用させていただきました。
2022年では、CSRコミュニケーションレポートの表紙絵のほかに、障害者アート作品を活用したお客様向けノベルティ、2023年会社カレンダーなど、コラボレーションが広がってきています。
(英国)金メダリストのジョアンナ・ロウセル氏へウィッグ寄贈
2012年ロンドンオリンピック・2016年リオデジャネイロオリンピックで金メダルを獲得した英国自転車競技のジョアンナ・ロウセル氏は、子供の頃から脱毛症に悩んでいました。ロウセル氏はオリンピックのセレモニーの際に、アデランスUK社を訪れ、同社は無料でウィッグを提供しました。2015年7月に執り行われた結婚式の際にも当社が提供したウィッグを着用し、その写真が英国の人気雑誌「Hello」誌に取り上げられ大きな話題になりました。
アデランスUK社のウィッグアンバサダー ジョアンナ・ロウセル氏来日イベントを開催
2018年4月にジョアンナ・ロウセル氏の初来日を記念したイベントを開催しました。イベントでは第1部「円形脱毛症に関するプレスセミナー」、第2部「アデランスのグローバルCSR活動に関する説明会」を行いました。イベント出席者に、円形脱毛症への更なる理解を深めていただき、また当社のグローバルかつ永続的で健全なCSR活動についても知っていただく機会となりました。
(タイ)福祉支援自動販売機の設置
ワールド・クオリティ社は、貧困や障害に苦しむ子どもたちを支援する自動販売機を設置しました。自動販売機の売上の一部は地元の聴覚障害者支援学校や教育を受けられない子どもたちの支援に役立てられています。
(アデランス台湾社)障害者施設での無料ヘアカット
アデランス台湾社は、ボランティア団体からの呼びかけに賛同し、2012年から高雄市内で週に1回程度、障害者施設を訪問し、無料カットを行っています。2015年には、基隆市の美容室オーナーから要望があり、同市内でも始めました。この活動は社員の技術力アップにもなるため、今後も継続して行っていきます。