社会・地域貢献
持続可能な社会に向けた取り組み
人工毛髪による人毛使用率の削減
これまでほとんどのオーダーメイド・ウィッグには人毛が使われていました。また、人毛は調達方法について倫理的な問題が指摘されることもあります。アデランスグループでは、安定供給等の観点から、1983年より人工毛髪の研究を始め、人毛に劣らない人工毛髪の開発に成功し、1991年より「サイバーヘア」「バイタルヘア」「サイバーエックス」などの商品として提供しています。
第三の機能性人工毛の開発に成功
2022年10月、繊維学の世界的権威で当社の学術顧問、東京工業大学物質理工学院の鞠谷 雄士特任教授と共同研究の下、約15年間の研究期間を経て、機能性人工毛「CYBER X(サイバーエックス)」を新たに開発しました。ポリアミドとポリエステルからなる海島(うみしま)構造に仕上げることで、天然毛髪に近いツヤ感を再現しています。また、海島構造によるツヤ消し技術が進化したことで、二次加工の工程で発生する廃棄物の削減にも成功しました。
国連グローバル・コンパクトへの取り組み
2014年4月、アデランスグループは「国連グローバル・コンパクト」に署名し、参加企業として登録されました。
アデランスグループは、国連グローバル・コンパクトの趣旨に賛同し、広く社会に貢献するグローバル企業として、社会的課題に自社の強みを生かして取り組み、持続可能な社会の実現に努力してまいります。