学術・文化活動
芸術文化活動
スタジオAD エンターテインメントウィッグの提供
1983年にミュージカル『キャッツ』が劇団四季によって日本での初演を迎えました。キャッツの激しいダンスの動きに耐えるウィッグは、劇団四季のヘアメイク、衣裳デザイン担当者と当社スタッフが協力して開発したものです。
アデランスグループ独自のエンターテインメントウィッグは、その後、『オペラ座の怪人』『クレイジー・フォー・ユー』といった日本を代表する舞台作品に協力し、その他さまざまな映画やテレビ、コンサートなど多数の分野においても使用されております。
アデランスの文化芸能部門であるスタジオADでは、ウィッグを多彩な文化芸能活動に提供することで、ウィッグ文化の普及に努めております。
『キャッツ』のノウハウを活かして誕生した女性用レディメイド・ウィッグブランド「VALAN®」
「VALAN®」は、『キャッツ』から学んだノウハウを活かし、激しいダンスにも対応できる耐久性と通気性を備えた素材をウィッグの土台に採用しました。また当時のレディメイド・ウィッグは、カットやセットはせずに、そのままお客様にお渡しすることが常識となっていましたが、当社では、お客様に合ったウィッグを目の前で仕上げるという、新しい発想の提案をしたことで、お客様のご満足とより高付加価値を提供することができました。以来、おかげ様で多くのお客様にご愛顧いただき、2018年で「VALAN®」はブランド発足30周年を迎えました。
故・森光子様の『放浪記』へのウィッグの提供
2,000回以上上演された舞台『放浪記』(製作:東宝株式会社)。同舞台で女優・森光子様にご使用いただいたアデランスのオーダーメイド・ウィッグが、近鉄百貨店様上本町店において2015年11月から12月まで展示されました。有名な「でんぐり返し」のシーンでもご使用いただき「80歳を過ぎてもでんぐり返しができて、2,000回を超えることができたのも、自分のヘアのようなアデランスのウィッグに出会ったおかげ」という大変光栄なお言葉をいただきました。
国際文化交流公演に協力
アデランスは、2015年5月に、早稲田大学が主催する国際文化交流公演に協力しました。その際、カザフスタン国立アルマティ・バレエ学校の関係者に、当社が舞台芸術で築き上げてきたエンターテイメントウィッグについて、紹介しました。