「『患者さんの声を聞かせてほしい』とアデランスの担当者の方が訪ねてきてくださったことが、とても印象に残っています」
こう話すのは、自らも乳がんを経験し、現在はがん患者の方への情報提供、医療相談など“がん治療中も前進していく”支援サービスをしているVOL-NEXT代表の曽我千春さんです。
曽我さんらが集めた約20万人の「患者さんの声」を参考にして、医療用ウィッグ『TEAM Rafra』は誕生したのです。
「このウィッグ誕生までに、多くのアデランススタッフの方が関わってくださっています。その思いを患者さんに伝えると『このウィッグがあれば大丈夫! がんばれそう』と笑顔になってくださいます」(曽我さん)
乳がんを経験している曽我さんだからこそいえる、強い思いもあります。
「苦しいと思われるような体験こそが“命の声”を聴くチャンスです。その声に耳を傾け、信じることができたとき、人は前に進むことができるのです」