男性向け「薄毛・抜け毛の原因と今すぐできる対策方法徹底調査」

2018年3月23日

目次:

■男性向け「薄毛・抜け毛の原因と今すぐできる対策方法徹底調査」

■30代男性で「薄毛・抜け毛で悩んでいる人」はこんなにもいます

■M型タイプの薄毛だと認識している人の割合が最も高い30代男性

■30代男性が薄毛・抜け毛になる7つの原因とは?

■30代男性向け「薄毛・抜け毛の対策・改善方法」は?

■抜け毛が気になる30代男性はどう予防・改善したらいい?

■早めにスタートさせることが肝心。30代男性の薄毛・抜け毛対策・改善




お風呂で頭を洗っていたら、ふと抜け毛が増えてきたように感じる。ヘアセットをしていたら、心なしか髪にハリがなくなり、ボリュームが以前よりなくなってきた気がする。またひさしぶりに会った親からそれとなく薄毛を指摘されてしまった。男性も30代になってくると、徐々にそんな場面に遭遇することが増えてくるのではないでしょうか?


まだまだ自分は薄毛・抜け毛には無縁だと思っていても、近い将来、生え際の後退に頭を抱える日がやってくるかもしれません。男性なら誰しも気になる抜け毛・薄毛の原因や、薄くなってきたときの対策、事前に知っておきたい予防法などについて解説していきます。



■男性向け「薄毛・抜け毛の原因と今すぐできる対策方法徹底調査」




■30代男性で「薄毛・抜け毛で悩んでいる人」はこんなにもいます


薄毛を定義すると、「頭頂部の髪にボリュームがなくなった」「明らかに毛が抜ける頻度や本数が増えた」「毛自体が細くなってきた」という状態を表すわけですが、多く男性は30代頃から徐々に頭髪に変化が表れてくる年齢に差し掛かってきます。仕事も忙しく、生活が不規則になり、飲み会など、お酒を飲む機会も多く、睡眠も不足しがちです。


またひとり暮らしをしていると、栄養の偏りも深刻です。男性ホルモンが増減するなど、体調の変化もあるでしょう。しかも、結婚はこれからだという人も多く、異性の視線も気になります。ひょっとして自分も薄毛なのかも? そう思っても、センシティブな問題だけに、なかなか友だちなどに相談することもできません。いったい、30代で薄毛や抜け毛に悩んでいる人はどれくらいいるのでしょうか? まずは30代男性の薄毛の特徴やタイプなどについて調べてみましょう。


■M型タイプの薄毛だと認識している人の割合が最も高い30代男性




薄毛の実態を知るためにアデランスが独自に行った調査データを見てみましょう。全国の30〜70代の薄毛・抜け毛に悩む男性1,000人を対象に、インターネットによるアンケート調査が行われました。



引用元:「あなたの薄毛はM・Oどっち?薄毛に悩む男性の 4 割が『M型』薄毛タイプと認識」
(調査期間:2015年2月24日~2015年2月25日株式会社アデランス調べ)
http://pdf.irpocket.com/C8170/QPg3/cZ2w/ipRR.pdf


この調査では自身の薄毛タイプについてどのように認識しているか尋ねたところ、全体の約4割がM型の薄毛タイプであると回答しました。M型の薄毛というのは、前頭部のヘアラインがあがっていき、おでこが広がっていくタイプの薄毛です。頭頂部が薄毛になるO型タイプと比較すると、鏡を見たときに自分で気づきやすい薄毛のタイプだと言えます。そのため、自覚している人が多かったのでしょう。


また、このデータを年代別にみると、自身がM型の薄毛と認識している人の割合が最も高いのは30代男性で、年代が上がるにつれて減少する傾向にあります。逆に、年代が上がるにつれて、M型とO型が融合したタイプの薄毛であると認識している人が増える傾向となっています。


なお、薄毛になってから普段の生活において変化したことはあるかを尋ねたところ、最も多かった回答は「帽子をかぶるようになった」というものです。


次いで、「他人の視線を気にするようになった」「他人の頭皮や髪型を見るようになった」という回答が続いており、薄毛になると周囲の人の視線や容姿が気になるようになるという傾向が見て取れます。




■30代男性が薄毛・抜け毛になる7つの原因とは?




30代の男性は若いころに比べて、体の内面的な新陳代謝や内臓器官に衰えが見え始め、男性ホルモンに影響を及ぼします。これが薄毛の原因のひとつとなると考えられています。さらに、仕事の付き合いでの飲酒、タバコや暴飲暴食、あるいはストレスが体に蓄積されていくと、年齢とともにその解消に時間がかかると言われています。


その結果、血液循環や血行が悪くなって毛髪へ十分な栄養が届けられず、毛根や頭皮がダメージを受け、薄毛になってしまうかもしれません。そのほか、薄毛や抜け毛を引き起こす原因だと考えられているものがあります。7つの主な原因について解説していきます。



原因1:親が薄毛だと遺伝する? 遺伝と男性ホルモンの関係


父親が薄毛なので、自分も将来、薄毛や抜け毛に悩まされると諦めている人もいるでしょう。しかし、一方で父親や祖父が薄毛ではなかったのにもかかわらず、薄毛になってくる人もいます。実際、薄毛は遺伝するのでしょうか? それとも遺伝しないものなのでしょうか?


さまざまな研究で、薄毛は遺伝だけではなく、ストレス、生活習慣や食生活の乱れ、睡眠不足、パーマやワックスといった整髪料による刺激など、複数の原因が絡み合って、起こることがわかっています。したがって、遺伝もひとつの原因ですが、100%の確率で薄毛が遺伝するとは言いきれません。中には、親や祖父が薄毛にもかかわらず、年齢を重ねても薄毛にならない人がいるからです。ただ、男性型脱毛症は遺伝との関連は深いと言えます。


男性ホルモンの一種であるテストステロンは5α-リダクターゼという酵素の影響を受けることによって、デハイドテストステロンと呼ばれる強力なホルモンに変質します。遺伝的な要素によって、この変質が起こると考えられており、髪の成長を脅かす種類の成長因子が活発になることによって、頭髪の成長サイクルを狂わし、男性型脱毛症が起こると考えられているからです。


原因2:パーマやワックスなど、整髪料と薄毛・抜け毛の関連は?


若い頃にパーマやブリーチなどを頻繁に行うことで、髪や頭皮にダメージが蓄積し、それが原因で薄毛になると言われることがあります。整髪料と薄毛の明確な関連性を示すデータがあるわけではありませんが、明らかに付けすぎていたり、整髪料を使用した後、しっかりと洗い落としていない状態を続けていると、髪や頭皮への負担が大きくなり、薄毛や抜け毛につながると考えられています。


パーマの際に使用するパーマ液も頭皮に付着すると、肌荒れを引き起こす可能性があるほか、ワックスやヘアスプレーといった整髪料は、男性の多くが利用しているでしょう。少しでも薄毛のリスクを減らすためには、整髪料は少しずつ必要なだけ使用して、使用後は充分にシャンプーで洗い落としておくようにすると、良いでしょう。


原因3:脂っぽい食事の摂りすぎなど、乱れた生活習慣が原因


偏った食生活も薄毛、抜け毛の原因だと考えられています。とくに脂っぽい食事を過度に摂取することは避けたいところです。乱れた食生活は髪に必要な栄養が不足し、頭皮の過剰な皮脂分泌など頭皮環境の悪化から、毛髪の成長サイクルに悪影響を及ぼす恐れがあるからです。生活習慣の見直しを行い、体への休息やいたわりをしっかり行えるよう気をつけることが大切です。


原因4:ストレスが抜け毛や頭髪の発育に影響する?


通勤電車、会社から課せられたノルマや人間関係など私たちは仕事中に多くのストレスを感じています。また普段の生活でもストレスを感じるシーンがたくさんあります。こうしたストレスは、年齢や性別を問わず、薄毛や抜け毛との関連が疑われています。髪の成長に重要な役割を持つ副交感神経がストレスの影響を受けることがわかっているからです。ストレスを感じると毛細血管が収縮し、血行が悪くなるなど、体に変調をきたします。


また、ある日突然、円形に髪が抜けてしまう円形脱毛症の直接の原因も、ストレスによって体内の免疫機能が発動し、それが髪に対して攻撃的に働いてしまい、髪が抜けるからだと言われています。


原因5:タバコを吸っている人は薄毛・抜け毛になりやすい?


薄毛や抜け毛の原因のひとつと言われているものに、喫煙もあげられます。タバコを吸うと、体内の血液循環が悪くなることが知られていますが、血液循環が悪くなると、血行不良を起こし、頭皮に充分な栄養を与えるのを妨げてしまうことが懸念されます。


頭皮に栄養が行き届かなければ、毛が抜けたあと、新たな毛が生えるサイクルに悪影響を与えることになります。タバコの体への悪影響はさまざまなものがありますが、健康な髪のためにも喫煙は控えたいものです。


原因6:実は性格も薄毛や抜け毛に関係している?


一見すると、性格と薄毛との間に関係性はないと思われるかもしれません。しかし、性格はストレス耐性と関連があります。例えばストレスをためやすい人の場合、抜け毛を発見すると、薄毛になってしまうかもしれないと、危機感や不安を感じ、抜け毛そのものがストレスとなることでかえって抜け毛が進行してしまう可能性があります。


ストレスは、身体のあらゆる部分で血行不良を引き起こし、毛髪への栄養不足をもたらしかねません。また、イライラしがちな短気な人、あるいは周囲の目を気にし過ぎる人も、知らず知らずのうちにストレスが蓄積して、体調不良から円形脱毛症になってしまうケースが考えられるのです。


原因7:睡眠不足が髪の成長に必要な副交感神経の働きが鈍らせます


睡眠と薄毛にも深い関係があります。寝不足が続く人は身体的なストレスがかさみ、髪の成長に必要な副交感神経の働きが不充分となることで薄毛を進行させてしまう可能性があります。反対に、しっかり睡眠時間を確保できていると、内臓器官の働きが良くなり、若返り効果から抜け毛対策にも効果的だといわれます。なお、ストレス解消にも睡眠は効果があるとされるため、何歳になっても質の高い睡眠を心がけることが必要です。


■30代男性向け「薄毛・抜け毛の対策・改善方法」は?




薄毛や抜け毛になる原因について解説してきましたが、すでに薄毛になってしまった場合や、将来薄毛にならないよう今できる改善法や対策はないのでしょうか?


抜け毛が気になるときの対策として考えられるのは、まず育毛剤や薬を使うという方法です。育毛の効果や抜け毛対策をうたった育毛剤や薬は古くからあり、市販されています。あるいは抜け毛予防や薄毛改善の効果があると期待される漢方もあります。最近は、インターネットの通販サイトでも簡単に手に入れられるようになっています。多くの商品が出回っているため、何を選べば良いのか迷ってしまうほどです。


そこでポイントになるのが、購入する前にクチコミを確認したり、製造販売会社が信頼できるかどうか確認することです。広告ではどうしても効果を大げさに表現しがちです。気になる薄毛予防の商品を見かけたら、一度、インターネットなどでクチコミを検索して、冷静な意見や使用者のコメントを参考にすると良いでしょう。とくに内服薬を服用する場合には、必ず専門の医療機関で処方されたものを、使用方法を順守して利用することをおすすめします。


薄毛や抜け毛に悩みを持ったら、まずは病院や専門機関に相談することも大切です。特に専門医のいる皮膚科は、頭皮について詳しく治療相談にのってくれるでしょう。当然ながら、治療には費用がかかります。保険が適用されないケースもあるかもしれません。そのため、事前に受けるカウンセリングの段階で、どの程度の治療費になるか金額を確認しておくと安心です。


■抜け毛が気になる30代男性はどう予防・改善したらいい?


30代男性の抜け毛予防に関する豆知識をご存知ですか? 知っているかどうかで、髪の毛の状態が大きく変わってくるかもしれません。まず抜け毛に効果的だと言われるツボには百会や天柱があります。シャンプーやドライヤー、髪のセットを行う際に、指先で軽く指圧してみてください。頭皮の血行が良くなり、抜け毛予防の効果があるかもしれません。


また運動も大切な要素です。運動すると人間の体内の血流は促進され、体が温まります。頭皮への充分な栄養補給や内臓器官の働きを活発化させ、抜け毛や薄毛の予防にも効果が期待できるでしょう。そのほかにストレス解消にもつながるため、ウォーキングやランニングといった有酸素運動は、年齢を問わず積極的に取り入れたいものです。


シャンプーはやり方によって抜け毛・薄毛を促進してしまうこともあれば、逆に予防につながることもあります。大切なのは、まずシャンプーの成分から洗浄力が強すぎず、適度な保湿効果がある頭皮ケアタイプのものを選ぶことです。そして過度な使用は控え、適切な洗い方を覚えることも重要です。


また、育毛と相性の良い頭皮ケアタイプのシャンプーは、頭皮を健やかに保つためにも効果的といえるでしょう。ただ、頭皮ケアタイプのシャンプーであっても、皮脂を気にするあまり使い過ぎてしまうと、むしろ薄毛を進めてしまう可能性があるため、使用方法を守ることが重要です。また、洗い方はゴシゴシと強くするのではなく、マッサージや頭のツボを押すような感覚で、頭皮に対し優しく行うよう心がけてください。


■早めにスタートさせることが肝心。30代男性の薄毛・抜け毛対策・改善


薄毛・抜け毛対策は急激に改善することがないのが、特徴です。長い時間をかけて根気強く、ケアしていくことで、効果が見込めます。また体質改善や生活を見直すことはなかなか簡単にできることではありません。


将来、薄毛を気にしたくないなら、30代から早めに立ち上がり、対策することで今の髪をキープし、抜け毛を予防・改善していくことができるはずです。手遅れになる前に、薄毛・抜け毛対策に取り組んでみませんか?

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