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髪は人の印象を左右する重要なパーツです。身だしなみを整えていても、髪がパサついているとネガティブなイメージを与えてしまったり、自分で感じたりすることもあるでしょう。
本記事では、髪のパサつきが起こってしまう要因とその対策について解説します。パサつきやダメージに対する正しいヘアケア方法を知りたい人は必見です。潤いやハリ・コシのある健康的な髪を手に入れて、見た目の若々しさを手に入れましょう。
1.髪がパサついてしまう5つの要因
髪がパサついてしまうのは、髪の表面を守る「キューティクル(毛小皮)」が何らかの理由で傷つき、はがれ落ちてしまうからです。キューティクルが完全にはがれると、髪の内部がむき出しになり、水分や栄養、色素などが流れ落ちてしまいます。
髪がパサついている場合、日々の生活習慣でキューティクルを傷つけてしまっているかもしれません。そこで、髪がパサついてしまう5つの要因を紹介します。普段の生活の中で当てはまっていないか確認しましょう。
- パーマやカラーの繰り返し
- ドライヤーなどの熱によるダメージ
- 間違ったヘアケア方法
- 紫外線によるダメージ
- 生活習慣の乱れ
1.1パーマやカラーの繰り返し
パーマやカラーの繰り返しは、髪がパサついてしまう要因のひとつです。何度も施術をすると、そのたびに薬剤や熱処理等で髪のキューティクルだけでなく内部にもダメージを与えることがあります。そのため、髪内部の潤いを保つことが難しくなり、パサつきを感じやすくなるでしょう。
また、塩素消毒されたプールの水 や海水も髪のダメージにつながりやすいため、プールや海で泳いだ後は良く洗って、早めにトリートメントなどのケアをすることがおすすめです。
1.2ドライヤーなどの熱によるダメージ
ドライヤーは髪を乾かすための必須アイテムですが、熱の当てすぎで髪が膨張し、水分を保てなくなる ことがパサつく要因になりえます。
また、ドライヤーと同様に、スタイリング時に高温で使用するコテ・アイロンなどもパサつきの要因になりかねません。思ったようなカールがつかないからと何度も髪の同じ箇所にコテ・アイロンを当てることも、ダメージにつながる可能性があるため気をつけましょう。
1.3間違ったヘアケア方法
髪のパサつきが気になっている人は、毎日行っているシャンプーやブラッシングなどのヘアケア方法を見直してみましょう。間違ったヘアケア方法を続けていると、髪へのダメージが蓄積し、パサつきにつながってしまう可能性があります。
シャンプー本来の目的は頭皮を洗うことですが、髪だけを洗い頭皮まで洗えていない人は意外に多いものです。必要以上に髪をゴシゴシ洗うと、髪どうしの摩擦によりキューティクルが傷ついてしまう可能性があります。
また、ブラッシングも髪を整えたり、それによって髪にツヤを与えたりする効果 がありますが 、必要以上に行うとキューティクルを傷つけてしまうことがあるので、髪の毛が絡まっている場合は、手ぐしで軽く毛の流れを整えた後で毛先からほぐすようにブラッシングを行うようにしましょう。
1.4紫外線によるダメージ
紫外線は肌の大敵であり、普段から紫外線対策をしている人も多いかもしれません。しかし、紫外線の影響は肌だけではなく、頭皮や髪にもダメージを与えているのです。
頭の紫外線対策を怠ってしまうと、頭皮や髪表面が日焼けしてしまいます。日焼けによりキューティクルがダメージを受けてしまうだけではなく、髪が乾燥しパサつきの要因となるのです。
1.5生活習慣の乱れ
食生活や睡眠など、日々の生活習慣も頭皮・髪に大きな影響を与えると考えられています。生活習慣の乱れが続いてしまうと、髪のツヤやコシ・ハリを保つことが難しくなってしまうのです。
食事制限などの無理なダイエットは、髪に必要な栄養素が行き渡らなくなるため、なるべく避けておくのが良いでしょう。また睡眠不足が続くと、頭皮の血流を悪化させるだけではなく、髪の健やかな成長を助ける成長ホルモンの分泌を妨げる要因となってしまいます。
2.髪のパサつきを抑える対策3選
髪がパサついてしまう要因について紹介しましたが、ダメージを受けてしまう前に、お手入れの方法を見直してみましょう。
ここでは、髪のパサつきを抑える対策を3つ紹介します。普段の生活に取り入れることで、髪へのダメージを最小限にできるかもしれません。
- 正しいヘアケア方法を身につける
- 刺激の少ないシャンプーを使う
- パーマ・カラーの頻度は少なめに
2.1正しいヘアケア方法を身につける
髪のキューティクルを守るために、正しいヘアケア方法を身につけることが重要です。特にシャンプー時に、髪の摩擦やシャンプーのすすぎ残しがあると、髪のダメージにつながります。
シャンプーはしっかり泡立てて襟足から頭頂部、生え際の順に頭皮を揉むように洗いましょう。 すすぎ残しが無いように、すすぎ時間は3分程度を目安にします。湯温は熱すぎると頭皮の余分な皮脂まで落としてしまうため、ぬるま湯で行うのがおすすめです。
2.2刺激の少ないシャンプーを使う
販売されているシャンプーの種類が多くてどれを選んだら良い かわからない人も多いでしょう。香りや見た目で選びがちですが、商品によっては頭皮の汚れを除去しすぎてしまい、頭皮の乾燥や髪のパサつきにつながる可能性があります。
シャンプー選びの際は、刺激の強い高級アルコール(サルフェート)タイプではなく、アミノ酸系シャンプーを使用するのがおすすめです。アミノ酸を元に作られた洗浄成分を使用しており、 頭皮への刺激が少ないため、頭皮が乾燥していたり皮膚トラブルを抱えたりしている人に向いているでしょう。
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2.3パーマ・カラーの頻度は少なめに
パーマ・カラーの繰り返しは髪の内外にダメージを与えてしまいます。そのため、パーマ・カラーの同時施術は極力控え、頻度も3ヵ月に1回程度に抑えると良いでしょう。
加えて、パーマ・カラーの際に髪を保護するトリートメントを行う、髪内部を染色するヘアカラーではなく、キューティクル表面だけを染色するヘアマニキュアにするなど、髪への負担が少ない方法でおしゃれを楽しむのもひとつの対策です。
3.パサつく要因を把握して、きれいな髪を目指そう
キューティクルが傷つき、髪がパサつく要因はパーマ・カラーやドライヤーの熱によるダメージなど多種多様ですが、普段のヘアケア方法や生活習慣を見直すことで改善できる可能性があります。
また日常のケアにプラスするスペシャルケアとして、プロの施術を取り入れるのも、おすすめです。「レディスアデランス」では髪の専門家である公益社団法人 日本毛髪科学協会認定の「毛髪診断士®」が髪のお悩みにあわせた適切なアドバイスを提案してくれます。お試し体験も行っているため、髪のパサつきが気になる人はぜひプロの技術を体験してみてください。
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記事初回公開日:2018年11月21日