東宝ミュージカル『エリザベート』

2015年6月25日

目次:

■東宝ミュージカル『エリザベート』への「スタジオAD」技術協力について

■「スタジオAD」について

■東宝ミュージカル『エリザベート』~作品について


アデランスの芸能用ウィッグが、上演15年を迎える大ヒットミュージカルに花總まりさん、蘭乃はなさん、城田優さん、井上芳雄さん、などキャストのウィッグ製作、ヘアメイクプランに技術協力
公演期間:2015年6月13日(土)-8月26日(水)製作:東宝

株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長 根本 信男)は、2015年6月13日(土)から8月26日(水)に帝国劇場(東京都千代田区)において公演予定で、今年で上演15年を迎える東宝ミュージカル『エリザベート』(製作:東宝)に、ウィッグ製作技術協力として参加します。花總まりさん、蘭乃はなさん、城田優さん、井上芳雄さんなどのキャストに対して、ウィッグ製作をはじめとするヘアメイク全般のプランニングを、当社の文化芸能部門を担う「スタジオAD」が担当しています。


東宝ミュージカル『エリザベート』

「スタジオAD」が提供する芸能用ウィッグは、見た目の美しさや自然さはもちろん、登場人物の設定や役柄のイメージなどを考慮してデザインしております。また、装着時の違和感や不快感を与えないように、伸縮性や通気性に優れた素材をネット部分に使用し、キャストの頭のサイズに合わせてオーダーメイドで一点一点丁寧に製作されています。さらに、メンテナンスが容易な人工毛髪の採用により、数日から数カ月に及ぶ公演にも対応できる耐久性を実現しています。


studioAD

アデランスでは、こうした機能性・芸術性に優れた芸能用ウィッグの提供などを通じて、質の高い舞台芸術の実現に貢献することを使命としています。エンターテインメント界で活躍する数多くの芸能人、文化人の方々にご満足いただけるよう、今後も技術改良を重ね、よりよいウィッグを提供してまいります。


■東宝ミュージカル『エリザベート』への「スタジオAD」技術協力について


東宝ミュージカル『エリザベート』のヘアメイクプランニングは、アデランスの「スタジオAD」の富岡克之が手がけます。大勢のキャストにあわせ、トータル100枚を超えるウィッグを製作しました。侍女、女官など時代背景や立場を踏まえたウィッグの対比が見どころです。主役のエリザベートは腰下まであるロングヘアが象徴的ですが、動き・見た目・全体のバランスを考慮したロングヘアの製作には当社ならではの技術が生かされています。ウィッグのプランを考える際は、身体のシルエットに対し、顔の大きさや衣装のシルエットとのバランスに気を配っています。演じる役が同じでも、それぞれのキャストが際立つよう、あえてデザインを変えたウィッグを製作しています。


富岡克之

<富岡克之プロフィール>

ロンワークを経て、2003年に株式会社アデランス(スタジオAD)入社。舞台における主なヘアメイクプラン作品としては、『恋はコメディ』(加納幸和演出)、『フルハウス』(村上大樹演出)、『グローリーディズ』(板垣恭一演出)、『フロスト×ニクソン』(鈴木勝秀演出)、『ULTRA PURE』(福島三郎演出)、『二都物語』(鵜山仁演出)、『レディ・ベス』(小池修一郎演出)、『ニューヨークに行きたい!!』『エニシング・ゴーズ』『シスター・アクト~天使にラブ・ソングを~』『ファースト・デート』(以上、山田和也演出)等があり、ミュージカルやストレートプレイ等分野を問わず手がけている。映像作品においても、「スマグラー」、「この空の花」、「明日に架ける愛」、「ホンボシ」等の製作に参加。さまざまなジャンルで活躍しています。


■「スタジオAD」について


文化・芸能分野への貢献を目的とした専門部門 「デザイン性」「快適な着け心地」「耐久性」を実現した芸能用ウィッグを製作

「スタジオAD」は、当社の文化芸能部門で、ヘアメイクや特殊メイクなど専門の技術をもったエキスパートで構成され、現在にいたるまで30年にわたり、芸能用ウィッグの製作やヘアメイク全般のプランニングなどを手がけています。当社の芸能用ウィッグは、現在までに、日本を代表する舞台芸術の実現に貢献してまいりました。舞台以外にも、映画やテレビ、コンサートなどエンターテインメントの現場にも提供し、その評判は国内のみならず、海外にも届いています。


当社の芸能用ウィッグが、多くの現場でご使用いただいているポイントには、「フィット感」「軽さ」「通気性」「肌へのやさしさ」「自然な生え際」等があげられます。ウィッグの製作にあたっては、頭の形にベースをピッタリと合わせることがとても重要で、例えば耳の位置が数ミリずれただけでも、それが違和感や痛みなどの不快感につながります。舞台照明により大量の汗をかくため、セットがくずれにくい人工毛を使用し、丁寧なメンテナンスを施しながら、数日から数カ月に及ぶ公演にも対応できる耐久性を維持しています。また、ウィッグのベースに使用されているネットは、伸縮性や通気性、強度のバランスが保てるよう、網目の大きさまで計算されています。これらのことが、キャストの激しい動きやダンスにおいても不安を与えることや演技の妨げになることなくお使いいただけるポイントとなっています。


■東宝ミュージカル『エリザベート』~作品について


作詞ミヒャエル・クンツェ、作曲シルヴェスター・リーヴァイのゴールデンコンビが生み出した名曲の数々、煌びやかな衣裳と豪華な舞台セット、そして黄泉の帝王“トート=死”とハプスブルク帝国最後の皇后エリザベートとの禁じられた愛を描いたストーリーです。1992年にオーストリアのアン・デア・ウィーン劇場で初めて公演されて以来、20年以上経った今でも作品の魅力は一つも色褪せることなく、さらに進化し、世界中の人々を魅了し続けています。


2000年の東宝版初演から15年を迎える今回の公演では、エリザベート役に、タイトルロールに宝塚版オリジナルキャストで、その圧倒的な華やかさに出演を待ち望まれていた花總まりさんと2014年の宝塚花組公演で同役を演じ、宝塚歌劇団を退団した蘭乃はなさん。トート役には2010年に同役でその美貌と歌唱力でたちまち話題となった城田優さんと初演にて皇太子ルドルフ役でデビューし、ミュージカル界の若きプリンスに上り詰めた井上芳雄さんという待望のキャスティングが実現しました。


期間 2015年6月13日(土)~8月26日(水)
※プレビュー公演:6月11日(木)、12日(金)
会場 帝国劇場
料金 S席 13,500円/A席 9,000円/B席 4,000円
(消費税込)
【プレビュー公演】
S席 11,000円/A席 8,000円/B席 3,500円
製作 東宝
脚本/歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
演出/訳詞 小池修一郎
ウィッグ製作
技術協力
アデランス
公式ホームページ http://www.tohostage.com/elisabeth/index.html
お問い合わせ 帝国劇場 03-3213-7221


<この件のお問い合わせ先>

アデランス グローバルCSR広報室 TEL:03-3350-3268
FAX:03-3352-9628
フォンテーヌ ホームページ http://www.fontaine.jp
スタジオAD ホームページ http://www.studio-ad.jp/
※掲載内容は発表日現在のものです。その後に内容が変更になる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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