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CSRレポート第4回：　社会・地域貢献

2016年4月4日

アデランスは、1978年から「愛のチャリティ」を実施しています。

以来35年以上続く取り組みで、「お子さまの髪の悩みを心の傷にしないために」をテーマに、病気やケガなどの理由で脱毛に悩むお子さま（4歳から15 歳まで）が笑顔を取り戻していただくため、オーダーメイドウィッグをプレゼントしています。
2012年9月には、クリスマス限定キャンペーンから通年チャリティに変更し、2014年からはレディメイドウィッグのプレゼントも開始いたしました。この企画においては、社外からも高い評価をいただき、活動がますます浸透されてきています。

各年度の贈呈数：
2012年度 123枚、13年度 178枚、14年度 277枚、15年度 357枚

三森店長：　1人でも多くの笑顔を見たい

仕上がったウィッグを付けた瞬間、少し照れくさそうに見せてくれた無邪気な笑顔は、周囲の人も笑顔にしてくれます。

治療の苦痛に加え、脱毛という体にも心にも傷を負ったお子さんが、ウィッグによって1人でも多く、笑顔を見せてくれるよう、３７年続いている愛のチャリティを通じて、これからもそのお手伝いをさせて頂きたいと思います。

■アデランスのCSR活動報告■

●My New Hairへの支援（UK）

アデランスＵＫは、世界的ヘアスタイリストのトレバー・ソルビー氏が行う「My New Hair」活動を支援しています。抗がん剤等の脱毛に悩む患者様を支援するため、練習用ウィッグの提供と美容師へのカット指導を行っています。

●タイの病院等へのウィッグ寄贈（タイ）

アデランスグループは、タイ工場での試作ウィッグを現地の病院等に寄贈しています。過去には試作ウィッグを運用上の問題で廃棄していましたが、問題が解決され 2012年よりタイの病院等に寄贈しています。
ウィッグを装着された患者様から満足された笑顔と元気をいただいています。

実績 2012年度 400枚、13年度 327枚、14年度 297枚、15年度 300枚

●職場環境の充実度で表彰(フィリピン)

アデランス・フィリピンは、2013年にフィリピンの労働省管轄のMDG ACHIEVEMENT FUND から、従業員に対する職場環境の充実、福利厚生面での促進、従業員の家族に対して配慮されているとして表彰されました。

●フィリピン台風被害への支援

アデランス・フィリピンは、2013年のフィリピン台風被害の被災者に対し、地元の赤十字社に義援金を寄付しました。また、テレビ局に対して、社員から集めた募金などを寄付しました。

●人工毛髪開発によるCSR調達の推進

アデランスは、無理な人毛調達を回避するため、人毛に劣らない人工毛の開発・製造を行っています。一般のウィッグには人毛が使われている中で、アデランスでは1983年より人工毛髪の研究に着手し、サイバーヘア等として商品化しています。新人工毛髪の研究は研究開発部新座研究所にて行われており、2015年11月にはオーストラリアで行われた第13回アジア繊維会議で新人工毛髪に関する発表を行いました。

今後もサイバーヘア・バイタルヘアにつづく新人工毛髪の研究に力を入れていきたいと思っています。

●国連グローバル・コンパクト署名

アデランスは、2014年4月に「国連グローバル・コンパクト」に署名しました。広く社会に貢献するグローバル企業として、社会的課題に自社の強みを生かして取り組み、持続可能な社会の実現に努力してまいります。
弊社においては、2012年からのCSRレポートの提出や人毛調達への環境改善が評価されたかたちとなりました。

●ピンクリボン・スマイルウオーク