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4.ワックス・ジェルを使わずに髪の毛をボリュームアップさせる方法
薄毛や抜け毛など、髪に何か悩みを抱えている場合、ワックスやジェルで髪の毛のボリュームを出そうと考える人は多いでしょう。しかしワックスやジェルは時に薄毛の要因となり、髪の毛に悪影響を及ぼすと思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では整髪料と薄毛の関係性や、整髪料の使用法を紹介します。また、ワックスやジェル以外で髪の毛をボリュームアップさせる方法についても解説。ぜひ髪の毛に負担の少ない方法で、自分に合ったスタイリングを探してみましょう。
1.ワックスやジェルが薄毛の要因とされる理由
ワックスやジェルが薄毛の要因になると考えられる背景には、主に3つのポイントが挙げられます。
- 頭皮に直接つけている
- 使用量が適切ではない
- きれいに落とせていない
商品を購入する前に、薄毛の要因となる理由や適切な使い方を知っておくことで、薄毛を引き起こす可能性も低くなるでしょう。
1.1 頭皮に直接つけている
ワックスやジェルを頭皮に直接つけてしまうと、整髪料が毛穴をふさぎ頭皮環境に影響を及ぼす可能性があります。
さらに、ベタつきのあるワックスやジェルはホコリや砂を吸着し、かゆみや炎症などのきっかけになる場合も。ワックスやジェルはなるべく髪の毛先を中心に、なじませるようにつけることをおすすめします。
1.2 使用量が適切ではない
通常、ワックスやジェルは髪の毛につけますが、量が多いと頭皮に直接ついてしまう場合も。また、多すぎるとヘアセット時に髪が引っ掛かりやすくなり、髪への負担も心配されます。
ワックスやジェルが頭皮についてしまうと毛穴に詰まるだけでなく、シャンプーできれいに落とせなくなってしまうかもしれません。健康的な髪の毛の成長に悪影響を及ぼす可能性があるだけでなく、頭皮のかゆみや炎症の要因になることもあります。
1.3 きれいに落とせていない
ワックスやジェルがきれいに落とせていない場合、頭皮の毛穴を詰まらせる可能性もあります。皮脂だけでなくワックスやジェルが毛穴に詰まると、頭皮環境は悪化しやすくなります。髪の毛を弱らせてしまう可能性があるため、整髪料はしっかりと洗い流しましょう。
もちろん、整髪料をつけたまま寝るのも良くありません。 整髪料をつけた日は、その日のうちにシャンプーすることをおすすめします。
ただし、ワックスやジェルをしっかり落とすために強い力でシャンプーすると、かえって頭皮を傷つけてしまいます。 指の腹で、頭全体を優しくシャンプーするように心がけましょう。
2.無添加で頭皮に優しい成分配合の商品がおすすめ
ワックスやジェルを選ぶ際は、無添加で頭皮に優しい成分を配合した商品を選ぶのも一つの方法です。合成界面活性剤が入っておらず、自然由来の成分で作られた商品なら、髪や頭皮のタンパク質への負担軽減が期待できます。
またワックスやジェルだけでなく、天然のオイルを主成分とした「ヘアバーム」もヘアセットにおすすめです。
3.薄毛を進行させにくいワックス・ジェルの正しいつけ方
ワックスやジェルは薄毛進行の直接的な要因ではありませんが、万が一の頭皮トラブルを避けるためにつけ方や落とし方を工夫することが望まれます。髪の毛への影響を最小限に抑えるためには、以下の方法を守って使いましょう。
- 一度に使いすぎない
- 使用頻度を下げる
- 頭皮に直接つけない
- 十分に髪を濡らしてからシャンプーで落とす
3.1 一度に使いすぎない
ワックスやジェルを使う際は、一度につけすぎず、少しずつつけ足していくのがおすすめです。パッケージに使用量が記載されている場合は、それを守るよう心がけましょう。
使用量が多すぎると、髪の毛だけでなく頭皮にも付着して毛穴を詰まらせる可能性が高くなります。また、シャンプーで落としにくくなってしまいます。
3.2 使用頻度を下げる
整髪料は毎日使うと、使用時や洗髪時に頭皮や髪の毛へのダメージが発生する可能性が高くなります。そのため、頭皮や髪の毛を休ませるという意味でも、ワックスやジェルを使わない日を作りましょう。
美容室で髪の毛を切る際に、ワックスやジェルを使わなくてもボリュームが出る髪型にしてもらうのも良いでしょう。
3.3 頭皮に直接つけない
ワックスやジェルを使う際は、頭皮に直接つけないようにしましょう。パッケージの記載どおりに、正しい使い方を心がけるのがポイントです。基本的にはワックスを適量手に取り、手のひらでしっかりと伸ばします。
まんべんなくワックスが手に広がったら、髪の毛にだけ触れるようにセットしましょう。難しい場合は美容室で実際にやって見せてもらいながら、コツを教えてもらうことをおすすめします。
髪の毛が薄く手が頭皮に触れてしまう人は、この後に紹介する整髪料を使わない方法もお試しください。
3.4 十分に髪をすすいでからシャンプーで落とす
ワックスやジェルを落とす際は、シャンプー前に十分に髪の毛をすすぎましょう。すぐにシャンプーをつけず、しばらくお湯ですすぐことで汚れがある程度落ちます。また、しっかりと髪の毛を濡らすことで、シャンプーしたときに髪の毛同士が摩擦で傷むリスクも抑えられます。
4.ワックス・ジェルを使わずに髪の毛をボリュームアップさせる方法
ワックスやジェルを使わずに髪の毛をボリュームアップさせる方法もあります。具体的には以下のとおりです。
- 髪型を変えてボリューム感を出す
- 育毛剤やスカルプシャンプーを使う
- ウィッグや増毛サービスを利用する
髪型やシャンプーを変えることで薄毛が目立たなくなる可能性もあるため、ぜひ実践してみてはいかがでしょうか。またウィッグや増毛サービスには、少量からお試しできるものもあります。
4.1 髪型を変えてボリューム感を出す
髪型を変えるだけで、ボリューム感が出る場合があります。美容室で髪型について細かく注文したことがない場合は、髪の毛にボリュームを出したいと伝えてみると良いでしょう。髪の毛が薄い部分をカバーできるような髪型にしてもらえるはずです。
さらに、薄毛を目立たなくするようなドライヤーの当て方も教えてもらえるかもしれません。
4.2 育毛剤やスカルプシャンプーを使う
髪型を変えて、ボリュームを出してみたものの、うまくいかなかった方は、ご自宅ですぐチャレンジできる育毛剤やスカルプシャンプーを試してみても良いでしょう。アデランスでは、用途に合わせたスカルプシャンプーやヘアケア用品を数多く展開しています。
育毛剤やスカルプシャンプーの定期購入でお得な割引もあるため、ぜひご検討ください。
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4.3 ウィッグや増毛サービスを利用する
ウィッグや増毛サービスを利用するのもおすすめです。髪の毛の一部だけをボリュームアップさせたい場合は、部分増毛を利用するとよいでしょう。
そのほか増毛には元の髪の毛に人工毛を結び付けて自然な増毛ができたり、頭に貼りつけるだけで髪の毛が増やせる増毛などがあります。
5.薄毛が気になる方はアデランスへ相談を
ワックスやジェルを使うことで、一時的に目立たなくすることは可能です。しかし使用することで薄毛の要因となり、髪の毛に悪影響を及ぼす可能性もあります。そのため、整髪料の使用だけではなく、自分の髪質に合ったヘアケアや、増毛サービスの利用、生活環境の改善などの対策が必要です。
アデランスでは、店舗やオンラインで無料相談も実施しています。公益社団法人 日本毛髪科学協会認定の「毛髪診断士®」が髪のお悩みにあわせた適切なアドバイスを提案。
抜け毛・薄毛の対策について何が自分に合っているのか分からない人は、まずは気軽な相談から始めて、効果的なヘアケアを試してみてはいかがでしょうか。
記事初回公開日:2015年11月10日