アデランスが教える「知っておきたい薄毛・抜け毛改善のための育毛方法5つ」

2019年1月29日

目次:

■Point1 育毛に効くツボをご紹介!

■Point2 自宅でできる頭皮マッサージ

■Point3 育毛効果のある食べ物・栄養素

■Point4 育毛剤の選び方・使い方

■Point5 シャンプーの選び方・使い方

■まとめ




ふとお風呂の排水溝を見ると、抜け毛がたくさん絡まっていて、その本数にびっくりした。出勤前に髪型をセットしていたら、なんだか髪にハリやコシがなくなってきたことに気がついた。そんな経験はないでしょうか?
深刻な薄毛・抜け毛ではなかったとしても気になりますよね。病院や専門の医療機関で診察してもらう手もありますが、まずはヘアチェックで抜け毛の本数を確認し、育毛法を試してみるという人が多いと思います。ここでは、そんなときに使える薄毛・抜け毛改善のための育毛法をご紹介しましょう。



■Point1 育毛に効くツボをご紹介!




まず自宅で簡単に実践できる育毛法としてご紹介するのが、育毛に効くツボです。薄毛や抜け毛を引き起こす原因のひとつとして、頭皮の血行不良があげられています。寝不足やタバコ、ストレスなどによって、頭皮に十分な血液が行き届かず、発毛のサイクルに悪影響を及ぼすことがあると言われています。そこで頭皮マッサージなどをやりながら、ツボを押すことで血行を良くするわけです。


育毛に効くツボとして知られているのが、「百会(ひゃくえ)」です。これは頭頂部にあるツボなのですが、体全体にあるさまざまな経路が集中するツボだといわれています。頭の頂点に存在し、両手の中指を使って指圧すると脱毛予防に効果的とされています。




その百会から左右に指一本ほどずらすと「通天(つうてん)」と呼ばれるツボがあります。血流を促進するツボとも言われ、頭皮の血行を良くして抜け毛の進行を遅らせると考えられています。両手の中指を使って、少し強めに指圧しながら、軽く叩くタッピングと組み合わせるやり方が効果的です。


首の外側にあり、円形脱毛症や後頭部の抜け毛に効果があると言われているのが、「風池(ふうち)」です。中指と親指を使って、2点に圧を加えていきます。そしてもうひとつのツボが「天柱(てんちゅう)」です。襟足の生え際付近にあるツボで、2本走っている太い筋肉の外側のくぼみが目印です。頭全体の血行を良くして、頭部のあらゆる症状に効果があると考えられています。風池とあわせて刺激することで、後頭部の抜け毛が緩和されるという声もあります。



■Point2 自宅でできる頭皮マッサージ



続いては、自宅でできる頭皮マッサージについてです。育毛マッサージなどと呼ばれることもありますが、毛髪ではなく頭皮を指圧するため、頭皮マッサージという表現のほうがわかりやすいでしょう。指圧を行うことで、血行を良くし、筋肉のコリなどをほぐします。


頭皮マッサージを行うなら、慌ただしい朝ではなく、ゆっくりとリラックスして行える夜の入浴後が良いでしょう。入浴やシャワー、あるいはシャンプーによって頭皮の緊張がほぐれ、柔らかくなっているため、育毛効果がより期待できます。



育毛剤を頭皮につけてなじませたあと、タッピングからはじめます。頭皮全体を指先でリズミカルにつまみ上げるイメージで、頭に刺激を与えていきます。頭頂部から開始し、前頭部、耳の上、そして後頭部へと指先を動かしながらマッサージしていきましょう。



このとき頭全体にあるツボを意識しながら行うことで、リラックス効果も与えることができます。最後は、頭を手のひらで包み込むように押さえます。そして、ゆっくりと深呼吸をしながら心を落ち着かせましょう。



■Point3 育毛効果のある食べ物・栄養素


さらに気軽にできる育毛法といえば、食事です。抜け毛や薄毛になる人は、髪の毛の元となる毛母細胞の細胞分裂が減っているからだと考えることもできます。もちろん、毛髪サイクルには成長期、移行期、そして休止期があり、常に細胞の活動が活発というわけではありませんが、細胞の活動には栄養素が欠かせません。そのため、栄養のバランスに気遣いながら、髪に良い食べ物・栄養素をしっかりと摂取しておくことが大切です。


髪の元となるのは、アミノ酸が結合してできるケラチンというたんぱく質です。したがって、意識して良質なたんぱく質をバランスよく摂取しましょう。肉や魚でもたんぱく質が摂取できますが、おすすめは大豆です。大豆は日本人にとって、非常に身近な食材で、豆腐や納豆や味噌といった形でも食卓にあがります。


このたんぱく質と一緒に摂取したいのが、ビタミンです。ビタミンといっても多くの種類がありますが、緑黄色野菜に多く含まれるビタミンA、アミノ酸の代謝を助けるビタミンB6、そしてアジやサバ、鮪、かつお、サケといった魚に多く含まれていて、カルシウムの吸収を良くするために必要不可欠なビタミンDなどが重要です。


さらに脱毛の進行を抑える働きもあると考えられるのが、ミネラルです。ミネラルはカキや青魚、緑茶、海藻に多く含まれることで知られています。こうした栄養素を意識的に摂取しながら、バランスの良い食事を心がけることが、育毛にはとても大切です。



■Point4 育毛剤の選び方・使い方


続いては育毛剤の選び方や使い方についてです。自分でできる育毛法といえば、直接的な効果がありそうな育毛剤を思い浮かべる人も多いでしょう。ただ育毛剤には多くの種類があり、どうやって選べば良いかわかりません。


まずは、なぜ育毛剤を使用したいのかを考え、自分自身の毛髪の状況や薄毛の原因を推測してみることです。例えば遺伝的なものが原因と考えられる薄毛なら、男性ホルモンの働きを抑えるタイプの育毛剤が良いかもしれません。あるいは、生活習慣の乱れからくる薄毛だと考えられるなら、栄養を毛根に補えるものや、血行促進の効果が期待できる育毛剤を選ぶと良いでしょう。


もし、気になる育毛剤が見つかったら、商品に対する口コミを探すのもおすすめです。効果は人によって異なりますが、実際に使用している人の意見は、貴重な情報になります。また、必ずパッチテストを行ってから使用することも大切です。肌に合わない育毛剤を使用してしまうと、かぶれやアレルギー反応が出てしまうことがあるからです。せっかく頭皮を正常な状態に戻そうと育毛剤を使用しているのに、これでは逆効果です。


ただ、育毛剤というのは目に見える効果がすぐにあらわれるわけではありません。早い人で3ヶ月ほど、多くの場合は半年ほど経ってから育毛効果を実感できるようになると言われています。あせらず、継続して使用することが重要です。



■Point5 シャンプーの選び方・使い方


日々、洗髪する際に使うシャンプーも育毛を考えると吟味したいところです。シャンプーは、アミノ酸系、高級アルコール系、石けん系の3種類に分類されているのをご存じでしょうか?


アミノ酸系シャンプーは、アミノ酸から作られた合成界面活性剤を使用しており、洗浄力はやや弱めですが、頭皮への負担が少ないと言われています。頭皮が乾燥ぎみで、皮膚にトラブルのある人に向いているでしょう。


高級アルコール系シャンプーは、市販のシャンプーの中で最も多いタイプです。洗浄力が高いので油分の多い方から支持されていますが、頭皮にシャンプー成分が残らないよう、しっかりとすすぐことをおすすめします。


石けん系は、3種の中でもっとも安全と言われているシャンプーです。頭皮への刺激も少なく洗浄力も高いものですが、その反面、洗った後の髪のパサつきやキシみを感じます。そのためロングヘアーの方には、不向きといわれています。


日常ケアとして使用するなら、頭皮への負担の少ないアミノ酸系シャンプーや石けん系のシャンプーで、さらに育毛効果を狙うなら、質の高いスカルプシャンプーでダメージケアをしましょう。毛根をクリアにして潤いを与え、髪をフラットな状態に近づけてくれます。


どのようなシャンプーを使ったとしても、シャンプーには地肌や髪をケアする成分だけでなく、水と油を乳化させ、泡立ちを良くするためにさまざまな成分が使われているため、頭皮にシャンプーが残らないよう、しっかりとすすぐことが重要となります。



■まとめ


育毛は継続して、根気良く続けることが重要です。すぐに結果を求めず、続けていくことで少しずつ効果を実感できるようになります。少しでも毛髪に不安を感じたら、早めに育毛習慣をスタートさせましょう。




初回記事公開日 : 2018年1月29日

おすすめ記事