光触媒反応の発見者であり、世界的な化学者である
東京理科大学栄誉教授の藤嶋 昭氏と顧問契約を締結
~現代社会の課題である環境保全と衛生管理の強化を追求すべく、光触媒研究をスタート〜

毛髪・美容・健康のウェルネス産業を事業領域とする株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、光触媒技術を用いた衛生事業の開始に伴い、光触媒反応の発見者であり、世界的な化学者である藤嶋 昭・東京理科大学栄誉教授と顧問契約を締結しました。
昨今の衛生管理への意識の高まりを受けて当社では、社会の衛生環境に寄与するという理念のもと、SDGs活動の一貫として光触媒を用いた衛生事業を開始します。また、当社の「アデランス新座人工毛髪研究所」(埼玉県新座市)内に、光触媒に関する研究施設を新たに設置し、本格的な研究開発を進めて参ります。
そこで今回、光触媒の生みの親であり研究の第一人者である藤嶋栄誉教授を当社顧問に招聘し、光触媒事業において技術協力いただきます。藤嶋栄誉教授は、東京大学大学院に在学中の1967年に、水溶液中の酸化チタン電極に強い光をあてたところ、酸化チタン表面で光触媒反応が起きることを発見しました。この現象は共同研究者の本多健一氏の名前と合わせ「本多-藤嶋効果」と呼ばれています。2010年に東京理科大学の学長に就任され、2013年には東京理科大学光触媒国際研究センターを開設しセンター長に就任され、光触媒の多様な応用展開を実現しています。また、文化勲章など多数受賞されています。
朝日賞(1983年)、日本化学会賞(2000年)、紫綬褒章(2003年)、
日本国際賞(2004年)、日本学士院賞(2004年)、恩賜発明賞(2006年)、
文化功労者顕彰(2010年)文化勲章(2017年)、中国国家友誼賞(2019年)
光触媒は「それ自身は変化しないが、光を受けることで反応を促進するもの」と定義づけられます。酸化チタンを加工した物質を光触媒とする場合、太陽光や蛍光灯などから出る光線を当てることによって、その表面で化学反応を起こし、有機物などを分解する特徴があるとされています。
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