アデランス SDGs・CSR「フォンテーヌ緑の森スマイル活動」
~地域と人と企業がつながる支援の輪~
東日本大震災から10年
南三陸町「海の見える命の森」に桜を植樹
~震災を忘れることなく後世に伝え続ける~
毛髪・美容・健康のウェルネス産業の株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役社長 津村 佳宏)は、宮城県本吉郡南三陸町での「海の見える命の森」プロジェクトに賛同し、2021年3月14日(日)に実施された「南三陸 海の見える命の森 復興桜植樹・追悼セレモニー2021(主催:海の見える命の森実行委員会/南三陸ホテル観洋)」に参加いたしました。後世へ桜の木々と復興への願いを受け継ぐべく、2020年度に実施した「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」で集まった一部の金額を利用し、企業・団体の皆様と一緒にエドヒガンザクラを植樹しました。
当社では、使われなくなったウィッグの回収と環境保全とをつなげる「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を、2009年から実施しています。本キャンペーンの一環として、東北エリアでは「さくら並木ネットワーク」を通じて、2017年に東日本大震災の被災地である石巻市大谷川高台移転地、2018年には石巻市給分地区に桜の木の植樹を行ってきました。
2016年に開始した南三陸町の津波到達地に植樹を行う「海の見える命の森」プロジェクトには、「さくら並木ネットワーク」を通じて2019年より参加しています。震災を通じて『学んだこと』『後世に伝えねばならないこと』『祈りたいこと』『残したい風景』を伝える場所として、南三陸町の皆様が3.11に合わせて毎年3月に植樹を行っています。南三陸町の新しい名所としてだけではなく、地域学生の学びの場として、「津波を想い、命とは何か」を考える場所になってほしいと願いが込められています。
10:45 開会挨拶(海の見える命の森創り実行委員会 代表 後藤 一磨様)
参加企業代表挨拶(株式会社アデランス 代表取締役社長 津村 佳宏)
11:15 植樹作業
12:00 津波犠牲者へ黙祷
2011年3月11日に起きた東日本大震災、その年の11月にはNPO法人さくら並木ネットワークによる「さくら並木プロジェクト」が立ち上がりました。“大津波の到達地に、桜を植樹したい”という東北の方々の強い想いと、花に携わる有志によって桜を植えています。
東日本大震災は2万人余りの死者及び行方不明者を出す大災害となってしまいましたが、毎年春に咲く満開の桜の花は、東日本大震災による被災者を慰めるとともに、今後も東日本大震災を代々語り継いでいってくれます。
NPO法人さくら並木ネットワーク
共同代表理事 細沼 忠良様、小池 潔様
アデランスでは、使われなくなったウィッグの回収を促す環境キャンペーン「フォンテーヌ緑の森キャンペーン」を、2009年から実施しています。このキャンペーンは、期間中に使われなくなったウィッグの回収にご協力いただいたお客様の売上の一部を利用し苗木の植林を行うものです。植林支援は、環境コミュニケーションを推進する「ツバルの森」を通じて、山梨県内の山林地域に「フォンテーヌの森」を設置し苗木を植林しています。既に1,200本以上を植林しており、2009年に初めて植えた苗木は、現在では大人の背丈ほどに成長しています。
2019年からは静岡県が進めている静岡県立森林公園での「アカマツ林再生プロジェクト」への支援を実施しています。東日本大震災の影響により、10 年前の約 1/3 程度に減ってしまった同地のアカマツ再生活動に、民間企業として初めて協力を開始しました。環境省からも希少生物の生息地として評価されている静岡県立森林公園の環境を守るため、昨年と今年の2年間で計200本のアカマツを植樹しました。
アデランスグループは、グローバルに事業を展開する企業として、SDGsで掲げられる、世界が直面するさまざまな課題と真摯に向き合い、事業を通じた社会課題の解決を図ることで、持続可能な社会の実現に寄与し、持続的な成長を目指していきます。
今後も、日本の美しい自然と安心して暮らせる環境を未来の子どもたちに残すためにも、全国規模の環境保全活動を継続的に実施してまいります。
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