接客力や技術力を競う大会を初開催
第48期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会
~第1回フォンテーヌレディメイド部門~
総合毛髪関連企業・株式会社アデランス(本社:東京都新宿区、代表取締役会長兼社長 根本 信男)は、お客様への接客力や、レディメイドウィッグ(既製品)のカット、スタイリングなどの技術力を競う大会「第48期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会 ~第1回フォンテーヌレディメイド部門~」を初開催し、その本選を2017年1月19日(木)に、当社の杉並研修所(東京都杉並区)にて実施しました。
本大会は、当社の百貨店・直営店・GMS店舗で働く正社員・契約社員(2016年12月末現在805名在籍)の中から、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれの部門において、接客力・技術力の高い1名を選ぶ大会です。全国の店舗を8つのエリアに分け、各エリアで予選大会を行い、代表各1名ずつ、計16名を選出します。1月19日(木)の本選で各8名の中から、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれの優勝者を決定します。本大会は、近年のウィッグ需要の高まりなどを背景に、当社の強みである「接客力」「技術力」の更なる向上を目的に開催しました。
「ロープレ部門」では、接客アプローチからスタイリングまでの一連の流れを行い、接客対応を競います。おもてなしの心や会話力などの項目から、計100点満点で審査し、各審査員は合計点が一番高かった出場者を選出、その数が一番多かった出場者が優勝者となります。「スタイリング部門」では、フォンテーヌの主力ブランド「VALAN」のフルウィッグを制限時間1時間でカット、セットを行います。完成した作品に44名の審査員が1票ずつ投票し、優勝者・準優勝者を決定します。各部門審査の結果、「ロープレ部門」では優勝 天満屋岡山店 フォンテーヌ クチュールコーナー(岡山県岡山市)の坂井 未華、準優勝 さっぽろ東急百貨店 フォンテーヌ クチュールコーナーの岸本 幸枝、「スタイリング部門」では優勝 FN中国営業部の丸山 由理、準優勝 大和香林坊店 フォンテーヌ クチュールコーナーの稲垣 有美子となりました。
オーダーメイドウィッグの作製指示やカット技術等を競う大会は1980年より開催してきましたが、本大会は初のレディメイドウィッグ販売員を対象にした社内大会となります。レディメイドウィッグの販売では、お客様に似合うスタイルに調整する「技術力」はもちろん、ニーズをくみ取り、豊富なウィッグのバリエーションから似合うウィッグを提案する力など、「接客力」「似合わせ力」も大変重要な要素となります。そのため本大会では、技術力を競う「スタイリング部門」と接客力を競う「ロープレ部門」の2つを設けました。
当社では今後、こうした社内研修大会を海外のグループ会社まで対象を広げ、グローバル大会の実施も進めていく予定です。アデランスでは、本大会を通じ、経営理念である「最高の商品」「最高の技術」「心からのおもてなし」の実現を目指します。
■「第48期アデランス全国ロープレ・スタイリング大会 ~第1回フォンテーヌレディメイド部門~」概要
開催日 | 【本選】2017年1月19日(木)【予選】2016年9月~10月 |
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開催場所 | 【本選】株式会社アデランス 杉並研修所 ※予選は各エリアで異なる |
応募資格 | 株式会社アデランスに在籍し、百貨店・直営店・GMS店舗で勤務する者。 |
選考の流れ | 全国の店舗を8のエリアに分け、各エリアで予選大会を行い、「ロープレ部門」「スタイリング部門」それぞれ代表1名ずつ、計16名を選出します。本選で、各8名の中から、それぞれの優勝者を決定。 |
審査員 | 株式会社アデランス 代表取締役会長兼社長 根本 信男、代表取締役副社長 COO 津村 佳宏など44名の社内審査員。 |
■ロープレ部門結果
【選考理由】
お客様の気持ちになり、「この人に接客してほしい」、「この人からウィッグを買いたい」と経営理念の1つ「心からのおもてなし」を最重要視して選考しました。その次に、商品知識や専門知識があり、商品選び似合わせ力が選考ポイントとなりました。
【優勝】天満屋岡山店 フォンテーヌ クチュールコーナー 坂井 未華
【受賞コメント】
結果発表時に自分の名前があがったのはもちろん、スタイリング部門で同じ中国営業部の丸山さんの名前があがった瞬間に嬉しくて涙がでてきました。お客様は「小さいのがほしい」「高いんでしょ?」と先入観を持って来店されることがあります。お客様のニーズを聞き出し、接客を通して先入観を取り除いて、ウィッグの良さを知ってもらえるように心がけています。他の選手の接客をみて、「私はお客様への配慮がまだまだ足りていないな」と実感しました。大会で得た経験をこれから生かしていきたいです。市場は厳しくなっていますが、楽しく仕事をしたいといつも思っているので、その楽しさがお客様にも伝わればいいと思っています。それにより売場も盛り上がりますし、お客様にも喜んでいただけます。次は中国営業部の後輩が優勝できるように、次世代を育てていきたいです。
【準優勝】さっぽろ東急百貨店 フォンテーヌ クチュールコーナー 岸本 幸枝
【受賞コメント】
内容をほぼ覚えていないくらい緊張しましたが、段々と冷静になり、後半は普通の接客ができたと思います。私は接客時に、私自身が積極的に話すのではなく、お客様からの問いかけをとくかく聞き、問いかけの中からニーズを引き出すことを意識しています。私はアレルギー体質で毛染めができないため、あまりスタイリングを試せずにいました。しかし、フォンテーヌのウィッグに出会ったおかげで多くのスタイリングを楽しんでいます。自分自身の体験から1つのウィッグで何パターンものヘアスタイルを楽しめることを、お客様にも伝えるように心がけています。今後はもっともっとお客様に提案できるよう、自分でも試しながら研究を重ねて接客に繋げていきたいです。
■スタイリング部門結果
【選考理由】
細かな選考理由は設けずに、第一印象からカットの仕方、スタイリング、全体仕上がりを見て選考を行いました。経営理念の1つ「最高の技術」が選考ポイントの1つになりました。
【優勝】FN中国営業部 丸山 由理
【受賞コメント】
競技中は緊張してレザーを思うように入れられなかったのですが、次第に集中してきて、自分が想像していたウィッグに仕上がったと思います。今回は自髪ではできない、ウィッグならではの、遊び心を取り入れたスタイルを表現したかったので、ベースとなるウィッグは自分の好きな色で、遊び心がでるメッシュと華やかな印象を感じさせるショートヘアを選びました。他の選手の皆さんも、大胆にカットされていたので、今後は私も取り入れていきたいと思います。売場のスタッフや、お客様が欲しいスタイルが作れるようにこれからも頑張っていきたいです。
【準優勝】大和香林坊店 フォンテーヌ クチュールコーナー 稲垣 有美子
【受賞コメント】
予選ではショートウィッグを使用しましたが、本戦では普段あまり挑戦しないセミロングのウィッグでショートヘアのような格好良さ、華やかさを表現しようと挑戦してみました。実際にやってみるとスタイルのバランスを取るのが難しく、思うようにスタイリングができませんでした。今回の大会ではスタイリング部門はもちろん、ロープレ部門の皆さんの接客を見て、「お客様に喜ばれる接客」を改めて考えることができました。課題となったバランスの取り方は、他の選手の作品を見て、とても勉強になりましたので、今後現場で生かしていきたいと思います。
<この件のお問い合わせ先>
アデランス ホームページ | https://www.aderans.co.jp |
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フォンテーヌ ホームページ | http://www.fontaine.jp |