CSR

社会・地域貢献





がん患者さまなどへの支援

アデランスグループでは、抗がん剤治療等による脱毛に苦しむ人々に向けた支援を進めています。

第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞

  「がん罹患者就労支援に関する規程」の制定など、“がん”に対する取り組みが評価され、ホワイト企業認定制度を展開する一般財団法人日本次世代企業普及機構(代表理事:五味田匡功、通称:ホワイト財団)が主催する『第5回ホワイト企業アワード』の「健康経営」部門を2020年3月に受賞しました。

第5回ホワイト企業アワード「健康経営」部門で受賞


がんサバイバーのための「ヘルスケアアカデミー」のサポート

 一般社団法人キャンサーフィットネスが主催されている「ヘルスケアアカデミー」のサポートをしています。キャンサーフィットネスは、「がんになったら運動しよう!」を合言葉に、体力作り支援・がん治療後の自己管理の支援といった活動をされている団体で、がん患者さまを対象にした様々な種類の「運動教室」と、治療後の人生のQOLを向上するために自分の健康管理の方法を学ぶ「ヘルスケアアカデミー」を開催されています。

がんサバイバーのための「ヘルスケアアカデミー」のサポート


ピンクリボン運動への協賛

  乳がんの早期発見・早期診断・早期治療の大切さを伝えるピンクリボン運動を応援しています。ピンクリボンバッジを配布するとともに、「ピンクリボンマーク」スタンドを全営業店の受付に設置し、社員への意識づけを心がけています。2019年は、東京で開催されたピンクリボンスマイルウオークに9回目となる参加を行いました。

ピンクリボン運動への協賛


「One Worldプロジェクト」でウィッグの「お手入れ支援サービス」

  東日本大震災で被災された、がん患者さまに対して医療向けウィッグなどのケア用品を届ける支援団体「One Worldプロジェクト」の活動に賛同し、ウィッグの「お手入れ支援サービス」を開始しました。これは、同団体が寄付したウィッグを、フィット感を持ちながら長く使っていただくために、ウィッグのメンテナンスのサポートを行うものです。
 当初は2019年6月までの予定でしたが、One Worldプロジェクト担当者様からの、支援を継続してほしいとの声に応えるために、東日本大震災から10年の節目の年にあたる2021年6月30日(水)まで延長しました。
 当社の持つウィッグの取り扱い技術と理美容技術を活かして、今後も被災された方々のお役に立ちたいと考えています。

One Worldプロジェクト


「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に協賛

 誰の目も気にせず旅に出かけてもらい、患者さまに、心ゆくまで旅館・ホテルでの入浴などを楽しんでいただきたいという設立趣旨に共感し、2012年7月の設立以来「ピンクリボンのお宿ネットワーク」を応援、協力しています。全国の病院内ヘアサロンでお宿情報満載のフリーペーパーを配布しています。

「ピンクリボンのお宿ネットワーク」に協賛


東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞

 東京都が主催する「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」において、アデランスは奨励賞を受賞致しました。がんに罹患した社員への支援プロセスが明確化していること、がんの罹患を理由にした退職者が0であるという、当社の取り組みが評価されました。

東京都主催「がん患者の治療と仕事の両立への優良な取組を行う企業」にて奨励賞を受賞


(米国)Breast Cancer Walk

 「Making Strides Against Breast Cancer walk」に参加しました。乳がんサバイバーや患者、介護者、そしてその家族や、活動に賛同する個人が、乳がんの治療と啓発のために参加するイベントで、American Cancer Societyによって主催されました。



(米国)米国乳がん研究協会への寄付

 ボズレー社は、2014年から年に1回米国乳がん研究協会へ一定金額の寄付を実施しています。2015年より取り組みに対する社員のモチベーションを高めるため、内容の見直しを図りました。これまでの一定金額から、ピンクリボン月間である10月の売上に応じて、その一部を寄付する方法に変更。期間中、社内はピンクリボンを象徴するピンク色に彩られたり、パソコン上に現状の寄付金額を表示したりと社員の意識が高まるような工夫を施しています。現時点でボズレー社は25万ドル以上を米国乳がん研究協会へ寄付しています。

(米国)米国乳がん研究協会への寄付
(米国)米国乳がん研究協会への寄付
(撮影日:2022年)


(米国)支援団体へのウィッグ寄贈

 アメリカには、がん治療などでウィッグを必要とする患者さまを支援している非営利慈善団体があり、アデランス・ヘア・グッズ社では、その団体にウィッグを提供することで活動をサポートしています。ウィッグを購入することができない患者さまのため、ウィッグ製造業者である強みを活かした活動を、約10年間継続的に行っています。2018年では6団体に約1,800枚のウィッグを提供しました。



(米国)「Look Good Feel Better」をサポート

 「Look Good Feel Better」は、女性がん患者さまを対象に、治療中に影響を受けるアピアランスを改善するための美容テクニックを無償提供する支援を行っている団体で、今まで27カ国200万人を支援されています。アデランス・ヘア・グッズ社はQOL向上のアイテムとして、同プログラムに約8,000ドル分のつけ毛を提供しました。



(英国)抗がん剤等の脱毛に悩む患者さまを支援する「My New Hair」をサポート

 アデランス・ユーケー社は、世界的ヘアスタイリストであり、大英帝国勲章(MBE)を授与されたトレバー・ソルビーさんが行う「My New Hair」活動を支援しています。また、抗がん剤等の脱毛に悩む患者さまを支援するため、練習用ウィッグの提供と美容師への技術指導を行っています。

「My New Hair」への支援


(べネルクス)がん患者さまと家族を支援する財団「Stichting Nu Jij」を設立

 アデランス・べネルクス社フランシー・ヘアブティック店の店長であるレニー・ヴァン・ズンダートが、自身のがん罹患経験からがん患者さまをサポートする財団「Stichting Nu Jij」を設立し、アデランス・べネルクス社としても活動を支援しています。週末に様々なイベントを企画し、18~40歳の患者さま120名が参加されています。

(べネルクス)がん患者さまと家族を支援する財団「Stichting Nu Jij」を設立


(タイ)タイの病院等へウィッグの寄贈

 アデランスグループの生産拠点のひとつであるアデランス・タイ社では、病院等へのウィッグを2012年より寄贈しています。工場にて試作していたウィッグは、これまで運用上の問題で廃棄していましたが、2012年よりこれらのウィッグを寄贈し、ご利用いただけるようになりました。2017年は270枚、2018年は270枚、2019年は3つの病院に計130枚を寄贈し、開始以来累計で2,294枚のウィッグを寄贈してきました。また、これまではアデランス・タイ社のみの参加でしたが、2017年よりワールド・クオリティ社で製作したウィッグも寄贈を開始しました。従来のバンコク市内だけでなく、工場があるブリラム地域の病院にも提供しています。

タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2019年)


タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2018年)


タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2017年)


タイの病院等へウィッグの寄贈

タイの病院等へウィッグの寄贈
タイの病院等へウィッグの寄贈(2016年)


その他の支援

  • ・「がん緩和研究セミナー」への協力
  • ・大分大学との共同研究:抗がん剤治療の副作用である脱毛の予防
  • ・緩和ケアにヘアメイク講習(上智大学)


緩和ケアにヘアメイク講習
緩和ケアにヘアメイク講習